2021年6月23日水曜日

私の還暦過去帳(764)

貴方が海外に移住すると仮定して前提を考えると・・、

1、短期の物見游山的な思考で海外に出る人。
2、永住して自分の希望する国に骨を埋める思考で海外に
  出る人。
3,世界漫遊の志で世界は自分の裏庭と言う事で旅に出る
  思考で海外に出る人。
私はどれも今の世界と社会と時世を考えると、正解と感じ
ます。それと、その組み合わせで移住の前提を考えて最後
は落ち着く地を見つけ、そこに定住するのも良い物だと感
じます。
しかし、ある移住した人物を55年も見ていると、結果は
独身で日本で生活保護を受けてアパートに住み、食べるだ
けの生活に満足して余生を過ごしている方も知っています。

昔に、なれの果ての状態の人を見ましたが、ドラッグと酒
に溺れて、川原乞食と同じ生活をしていた方も見ました。
その人の考えは「今さらこの面を引っ提げて日本には帰国
出来ないので、ここで野垂れ死にする」と言う覚悟の人で
した。
彼の意志の様に、ドラッグ中毒で亡くなり、遺骨は知り合
いが日本大使館に委託して、祖国の郷里に送り返したと聞
いています。
中学を卒業して寿司屋に奉公して腕を磨き、和食の調理を
覚えて、海外にあこがれて米国に渡り、その後「包丁1本
さらしに巻いて・・」の歌にある様な人生で南米に渡り、
各地を歩き、アルゼンチンで活躍して、その後、欧州に渡
り現地人の女性と結婚して永住した人も知っています。

それぞれ人生の生き方も、それぞれ違いますが、平凡なサ
ラリーマンとして南米各地を会社の駐在員と歩き、ブラジ
ルの会社で働いて居た、日系ブラジル人女性と結婚して、
独立してビジネスを開き、奥さんの実家が農家で、そのヘ
ルプで農場を開き、引退したら農場に住みたい考えて果樹
の永年作を植え、生姜の栽培をして、小さな加工工場を開
いて、瓶詰紅生姜や寿司屋に卸すガリの缶詰などを生産し
ていた方も知っていますが、それぞれに自分の夢を実現す
る事が悔いない人生の生き方と感じます。

昔に女性で世界中を歩き、その行く先々で男性を見つけて
同棲して、語学が達者で、通訳や観光ガイドとして活躍し
て、癌の病を得て祖国日本で死にたいと郷里に帰り、最後
は生活保護を受けて亡くなられた人もいます。

自分の人生を燃え尽くして、人生を満足してこの世に別れ
をする人の人生も幸せな人生だと感じます。

貴方はこれからどの様な人生を選びますか?