2023年7月14日金曜日

私の還暦過去帳(782)

 移住の昔話,(6)

価値こそが人間が知るべき目的であるならば、それをたった
一つの単語で人間の経済行為や社会情勢のすべてを理解する
事は無理と感じます。
他国に移住しても、留学で長期滞在しても、仕事で駐在員と
して生活しても、日本の風習や習慣をそのまま、DNAの様
に脳に刻んで居る人を知っています。
価値観を日本の家庭で育った、教育を受けた、本人の社会
の環境で、一人の日本人の固定観念を持つ大人に育って来た
と感じる人が海外には居ます。
ある女性は日本でアメリカ人と結婚して、子供とアメリカに
来て、生活や習慣、価値観も違い、全て日本の価値判断で解
釈して、アメリカは、この社会は、教育は、住む地域の現状
も比較して、ふたこと目には
『アメリカは・・、教育は・・、政治は・・、地域社会は
・・、』と嘆きハズバンドと意見の相違を拡大させ、離婚し
て子供を連れて日本に帰国してしまいました。
仕事で来て駐在員として働き、いつも日本の本社の動静を
伺い、これからのチャンスもあるのに、それを捨てて日本
に帰って行く人もいます。
アメリカの中西部の田舎では、キリスト教の宗教戒律を生活
に取り入れて今でも生きている人達も多くいます。
移住する国、地域、人種など必ず理解して、自分の生活に
合うか、価値判断も大切と感じます。
『郷に入れば郷に従え。』のことわざもあります。英語で
は・・、
"When in Rome, do as the Romans do"

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