2017年9月18日月曜日

私の還暦過去帳(595)

偕老同穴

私達夫婦は同じ歳でこれまで仲良く新婚時代からダブルベッドに寝
ています。
今でもアメリカで、超特大のダブルベッドで、テキサス・キングと
カリフォルニア・キングがありますが、これは同じサイズで超特大
の名称です。子供達がまだ小さい時は、家族全員寝ても余裕があり
ました。
このベッドの欠点は、シーツや毛布などが特大で値段が高くなり
ます。
ワイフと76歳のこの歳でも仲良く寝ていますが、これが夫婦相愛
の良き原点だと感じます。
ワイフと同じ年ですから考える事も差がなく、同じ台湾からの引揚
者で、食べる物も似ていて戦時中、戦後に苦労した事も同じで、
ワイフも海外に移住する事にも賛同してくれ、結婚まで働いていた
仕事もオフイス仕事でしたが、外資系に働いた経験もあるので、
英文タイプも出来て私の様な百姓育ちとは全く違うのに、連れ添っ
てそろそろ50年になりますが、買い物や外出、旅行など99%は
一緒です。それも仲良く手を繋いで歩いています。
去年はワイフが足を悪くしたので、車椅子でメキシコもハワイも連
れ歩いていました。これもアメリカ生活で、なんでも夫婦単位の行
する良い影響だと感じています。

アメリカでは老人保健予算の半分近くはED関係の費用だと言われ、
バイアグラも老人保健で25ドル程度の費用で3ケ月分を貰える環
境だからかもしれませんが、今では最新のED関係の薬は週に2回服
用するするだけで、1週間持続するという優れものも出来ているの
で、アメリカ人のシニア達が60歳以上でも、65歳以上もセックス・
ライフは世界で一番多いと言われていますが、老人保健でバイアグ
ラを申請する時は、医者の診察と時には血液検査も有ります。
アメリカは訴訟社会ですから、丹念に検査して障害があれば医者が
薬の処方箋を出すことはありません。
私の知り合いはまだ60過ぎですが、心臓が弱いので拒否されていた
ようです。
この世は昔から、アダムとイブの世界ですから、それと幾多の年齢
的、思考的、学歴差、身体的な差がある夫婦がいますが、これが世
の中を面白くしていると感じます。
私もアメリカにそろそろ42年目になり、南米も入れると幾多の夫婦
の仲を見て来ましたが、やはりアメリカの白人社会の様に55歳まで
に5人のうち、3人は離婚や別居する社会を考えると、バイアグラ
離婚という現実も考えなければならないと思います。
私が知っている白人の独身女性は55歳程度ですが、ボーイフレンド
は74歳で、その方が心臓麻痺で急死したと話していました。
アメリカ人のシニア男性は食べ物の違いか、心臓欠陥で急死する方が
多く、何度かその現実を見て来ました。

それからしたら、私のワイフの栄養管理とワイフの研究で、これま
でブルーべリーを毎朝、ヨーグルトと食べる習慣も長く、これが目の
健康にも大きな力を出していると感じます。
周年有機栽培品が買えるので、食べていますがワイフ共に目は何も
今でも問題ありませんので、何かブルーベリーの効果があると感じて
います。
アーモンドも長い年月に、毎日ランチに食べていますが、これも若
さを保つビタミンEが多量に含まれているので夫婦の健康と若さを保
つ事に大きな力を出していると感じています。
日本では卒婚とか言われている若い50代のシニアがいますが、私達
のアメリカに住むシニアからしたら、早すぎると感じています。

先日もアメリカでのエイズの感染率がシニア層に広がっているとか
言われますが、昔では考えられない事ですが、これもバイアグラの悪
い影響だと感じます。
それにしても65歳過ぎて週に平均1・2回の夫婦の楽しみや、
ボーイフレンドや、ガールフレンドとドライブや、ラスベガスやリノ
に行きセックスライフを楽しんでいるアメリカ人シニアの活力にも
驚きます。それを現実に見ていると、淡白な日本人はもっと頑張らな
ければならないと思います。