2024年7月20日土曜日

私の還暦過去帳(790)

 言葉の覚え方、

60年以上の昔に南米に農業移民として移住して行きましたが、単身移住者で日本人が居ない所で、3か月間ほど必死にカステジャーノを学びましたが、生きるという生活に密着した、まず数字、買い物話し言葉、要求する話し言葉を学びましたが、3か月で生きて活ける言葉を学びました。

パラグワイ国のブラジル国境のポンタポランでしたので、ポルトガル語も少し覚えて、現地のガラニー語も単語を覚えて、アルゼンチンに行き、ブエノスの郊外でイタリア人が1900年の入植したチビリコイ市でイタリア人達が沢山いたのでイタリア語も挨拶程度に覚えて、ボリビア国境のサルタ州で仕事をした時は、ボリビアからの出稼ぎが多く、インカ人のキッチュワ語も仕事で使える様な挨拶

程度に学び、農場の近くに住んでいたチアワンコ族と、昔はジャングルの狩猟民族のマタッコ族の言葉も挨拶程度に覚えましたが、アメリカに移住して来て8月で49年目になり、歳を取り、英語とスペイン語ばかりで、後はすっかり忘れてしまいましたが、近頃は日本語も使わなく、ワイフと一日、限られた会話だけですから失語症にも罹ったかと思うくらい、言葉が出てこなく、今では唯一、文字を書く事は上手に出来ます。

今まで人生で悟った事は、『使わない言語は忘れてしまう』という事です。