2021年1月25日月曜日

私の還暦過去帳(754)

 移住の昔話,(64)

開拓などは原始林のジャングルに入って、人力で昔は

伐採、開墾していました。

今の人達に1日でも、熱帯のジャングルで汗が噴き出

る身体に塩を舐めながら、斧や二人挽きの鋸を使い、

大木を伐採して、枝を払い枯れるのを待ち、野焼きを

して、ジャングルを焼き払い、燃え残った木々を寄せ

焼きして、農地を開いていました。

渡しも今では生き残った数少ない、ジャングルの開墾

経験者になりましたが、

私の今まで歩いた人生の道筋から思うとーー!

時間とは二度と戻っては来ない人生の大切な時、
時間とは自分に神から与えられた、未来の空間、
時間とは己が安住の地を探す大切な夢の空間、
時間とは金でも買えない、新しく作る事が出来ない空間、
時間とは己が産まれて死ぬまでの一瞬の宇宙の空間、
時間とは自分から追いかけて夢にして手にする空間、
時間とは異国に夢として転がっているかもしれない空間、
時間とは日本になく異国の灼熱の砂漠にあるかも知れない空間、


私が農場でジャングルを開拓するのに、インジオと森に入り、巨木を相手に切り倒し、伐採の木の根を掘り起こし、ジャングル にポッカリと開いた空間から夜に入
り、昼間の激しい労働の 休息に身体休めて、夜空を見上げ、満天の星空を見上げていたら、廻りのジャングルの梢の先に、人工衛星が流れ星の様に動いてい るのを見て、当時、最高レベルの技術の結晶が飛んでいる感じがしました。

しかし、ジャングルでは古代からの、そのままでの人力で原始林 に立ち向かい、畑に変えて行く根気の労働で、自分と言うその時点の人生を考えていました。電気もガスも水道も、近くには水も無いような生活で自分と言う人生を考え、鍛え、未来
を考えましたが、その考えると言う過程で心が強く、自己鍛錬となった感じがしました。大陸性の夜、冷え込む気候で、焚き火の側で火酒をコップに握りしめて、宇宙まで続くような暗黒の空に吸い込まれるような恐怖を感じながら、ポツンと考えていました。

その時、私が心に感じた詩が有ります。
 『灰とダイヤモンド』です。

燃え盛る炎が燃えあがる松明のごとく君から吹き出る時、
君の身は自由なれど、それを知らずー!
あるいは君の手から全て失われたともそれを知らずー!

私は詩の言葉を噛み締めて、自分が己の人生の時間を原始林のジャングルで試している修練を感じ、二度と帰ることが無い空間に居ると思いました。

私は今までの体験と過去の遍歴と経験から、

燃え盛る炎が自分から吹き出る時、身を焦がす灼熱の思いに身を投じ、燃え尽きて青春のダイアモンドを手にしたと思います。

人生一度の長い道ですが、時間と言う空間は一瞬です。
貴方も人生の迷いがあったなら、一度、異国の太陽に照らされそこの水を飲み、食べ物を貪り、そこの大地をさまよい、自分の今までの生きざまを振り返り、反省して見詰め、過去を捨て、未来を掴む事を目指して歩いてみようではありませか?

迷いと、混迷と、未来を欠いた心の人は是非とも旅に出てみて 下さいと私は言いたい。
昔から、『犬も歩けば棒に当たるー!』と、人間では、まして 若者で有れば未来と言う輝きの人生が当たると思います。

次回に続く

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