2014年5月21日水曜日

私の還暦過去帳(522)


越南米粉麺加州桑港湾東沿岸地帯美食探求味見録(10) ‏

私が越南米粉麺を食べる様になって、かなりの店を歩きました。
去年の夏でしたが、娘が住んで居るロスから2時間ほど車で
北に101線を上った所のにあるサンタ・バーバラに行きました。

そこはロスの奥座敷と感じる海岸のリゾート的雰囲気がある町
で、海岸線には高級住宅が並んでいますし、山手の太平洋が
展望出来る場所には、そこも高級住宅の大きな邸宅が有ります。

大学も有りまして、若い人が沢山町中を歩いています、週末の
繁華街は大変に混雑と言う感じで、活気がありますし、レストラン
も色々な店が並んで楽しめます。
そんな所の町中で、娘が2ヶ所もベトナム麺の店に連れて行って
くれました。初めに行った店は開店して余り時間が経ってはいなく

店内は綺麗で、どこと無くそこの店の主人の気性が出ている感じ
でした。味は娘が太鼓判を押すだけに、間違いは有りませんでした。
食器も驚くなかれ、全部が創作と感じる個性があり、レストラン用の
食器では有りませんでした。

お皿もデザインが個性的で、初めて見る感じでした。始めにパパイヤ
サラダを注文して、生春巻きを前菜として、麺が出て来るのを待って
いました。お皿の綺麗な絵を見ていて、どこと無く店の主人の気性を
感じる事が出来ましたが、麺もスープも上品な感じで、丹念に調理
して作った感じの料理でした。

麺を食べ終えて、そのあとの食後のデザートのマンゴープリンを注文
して、独特のベトナムコーヒーを自分で作り、娘は飲んでいました。
コーヒー粉を上の容器に入れて、そこから『ぽたー、ぽたー!』と落ちる
コーヒーを受けて、それをアイス入りコップに注いで、アイス・コーヒーを
自分で作ります。そのコ―ヒーを前にして娘夫妻と並んで世間話をして、

そんな事で、ゆっくり話しながらテーブルで食後の一時を楽しんで
いたら、そこの主人がエプロンを外して、私達のテーブルに来て挨拶を
しました。そして味の感想を聞いていました。品の良い感じのオ―ナー
シェフでした。午後遅く店に入り、お客も一段落して途切れていました
ので、挨拶に出て来たと感じました。

今まで初めての経験でした。私達夫婦は、かなりあちこちを食べていま
すので、良く比較しての越南米粉麺の違いが分ります。
私は『店の内装や飾りの絵、観葉植物の種類までどこと無く他の店とは
違う感じと』話しました。モダンな現代的なベトナム麺の店です、

オークランドの中華街にあるベトナム麺の店はまるで中華料理屋のごとく
商売の神様を正面に祭り、ドギー、ドギー!の飾りで私達、日本人的な
視野からすると、とてもベトナム人とは感じられない店が有りました。
そこは後で聞いたのですが、広東系のベトナム華僑の店だと聞きました。

同じベトナム麺の店でも、純粋なベトナム人の店は同じ故郷のサイゴンか
ら来ていても、店構えがずいぶんと違う事に気が付きました。
そしてスープもどこと無く微妙に違いが有る事に気が付きました。
日本でも同じうどんの出し汁でも、地域ではかなりの異差がある感じと
思います。

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