私の還暦過去帳(515)
越南米粉麺加州桑港湾東沿岸地帯美食探求味見録(3)
ベトナム麺の呼び方は『フォー』か『ホー』か・・・?
答えは最後を読めば分りますー!
アメリカに来て、オークランドのチャイナ・タウンに良く買物に出かけ
ましたが、何でもござれで・・・嬉しくなって来ました。
38年前はサンフランシスコの日本町に行かないと日本食は揃いません
でしたが、オークランドのチャイナ・タウンでは野菜などは殆どが買えます
ので助かりました。魚も活きの良い品物が有り、その場で開いて切り身
にしてくれますので、日本の魚屋と同じ感じですが、残念ながら刺身は
置いてはいません、その代わり活きた魚を生け簀で泳がしていますので
それを指差して買う事が出来ました。
買物して・・・・、さー!ランチタイムとなり、何か美味しい物は無いかと
『きょろきょろーー!』と探していたら、あったー!中華麺類専門店とあり
『これこれーー!』と舌を長くしてお店に入りました。
初めは当地で『エッグ・ヌードル』という、しこしこ麺で少し色付きの、日本
で食べるラーメンの麺と同じ感じ食感と太さでした。
それに何と~!北京ダックの、色よく、こんがりとローストしたぶつ切りが
これ、 ドバー!と載っているのを私が注文して、ワイフは何か澄ましスー
プで、麺は 『そうめん』に感じが似た麺で、海鮮麺でした。
麺の上にはエビやイカ、貝柱などが適当に載せてあり、スープも鶏がら
の 匂いもする感じで、濃くのある香りでした。
はてーー!側にモヤシやチャイニーズパセリなど、それにレモンなどの
切り身が 付いた皿が有り、私が『じゃ―ん!』と感じたのは、これぞまさ
しく見覚え有る! 『越南米粉麺』でした。
適当に食べた後は、交換して試食しましたが、どちらも合格でした。
『あー!美味しかったーー!』と大きくなったお腹をさすりながら・・・中華
街を さまよう内に、あらー!なつかしや・・・・台湾生まれの私達夫婦は
戦後日本に 台湾からの引き揚げ者でした。
たいした記憶も未練も有りませんが、お互いに両親が台湾生活が長か
ったので 中華料理にはかなりの熟練者でした。私は『ちまき』に似た
『バーチャン』と呼ん でいた『台湾ちまき』を発見して、ニタリ~!です、
早速にお買い上げで、ワイフ と喜んでいました。
あちこちと買物して、米粉麺のことを聞きますと『フォー』と言います、
昔のオランダ 船でのおばサン達が『ホー』と言ったのはなぜ――?と
思いました。
それは・・・!
―これは何と言う麺なの・・?
―『フォー』だよ!
―ほんと~!『フォーー』なの・・?
(私の聞き間違いかも知れないと何度も繰り返して)
―ほんと!ホント! 『ホー』と言うの?????
(これがいけなかった様ですーー!忙しい商売時間帯ですから、)
―『ホー』だよ~!
(おばサン連中が笑いながら答えてくれました)
―ホ~!そうか・・・やはり『ホー』と言うのかー!
(まあー!そう言う事で・・・・!私は今でも『ホー』と書いています。)
(笑)
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