2013年8月28日水曜日

私の還暦過去帳(415)


日本の行く末、日本人の価値観とは・・、

近年の世相を見ると、若い男性の女性化した姿に驚かされます。
4年ほど前に東京で滞在していた時に、電車の中で完全にメス化した男
がいました。

眉毛をそり落とし、薄化粧をして、勿論、口紅らしき物を塗っているのが
見えました。それもそのはず、私の真ん前に座っていたからです。
真っ赤な携帯電話を取り出すと、渋谷に到着するまで無心にキイを叩い
てメッセージか何か送っていました。

私の様に職業は百姓が前身で、後はそれに似た様な仕事を長くしていた
ので、手は誰からも言われる様に、無骨で大きく70歳近くになっても現在
も毎日、裏庭百姓に精を出しているので、筋肉も残っている者から見ると、
日本人に何か廃退的な機運が感じられます。
終戦直後のイモと麦飯で育った、育ち盛りの子供時代の日本教育は、ま
だまだ気骨のある先生達が居て、精神教育を受けた思い出が有ります。

インパール作戦に参加して、部隊の殆どが戦死か餓死に近い栄養失調
で死んだ様な戦闘から生還して、中学で社会科の先生をしていた人でし
たが、イギリス軍の陣地を攻撃して砲弾穴に飛び込み身動きできない銃
撃を受けて、伏せている穴に落ちて来た

木の直径10cmぐらいで、長さ2mも無い長さの木の枝に、弾痕が数え
ただけで20個以上の穴が開いていたと話していましたが、そんな戦場か
ら生きて生還したのであるから、今の命は神様から頂いたと感じていると
話していました。

中学生の我々に、何でその様に家族、両親、兄弟姉妹などが居るのに、
戦い、戦死したのかと命題を出していました。

それだけでしたが、どれだけ当時の我々が考えたか・・、まだ幼い考えで
は割り切れない、理解できないものが沢山ありましたが、今となっては心
に残る一生の命題と感じます。
その歳・歳の年代で、住んだ場所で、社会で、命題を考えると色々の角
度から考えが新しい思考として生まれ出て来る感じでした。

それは満州で雪崩を打って国境を超えて来たソ連軍の機械化部隊に囲
まれて、万歳突撃をした兵士の生き残りの人から聞いたのは、妻子の為、
親兄弟姉妹の為、国の為に皆が銃剣を構え、2個の手投弾を持ってあら
ん限りの声で、『万歳ー!』と叫んで皆が突撃したと聞いた時に、心が震
える思いが致しました。

現在では世界の数十ヶ国の研究機関が調査した、『世界価値観調査』で
は、18歳以上での男女の調査で、『自国を誇りに思う』の項で、日本は
世界最低のレベルの答えでした。
また、『もしも戦争が起きたら自国の為に戦うか?』と言う答えにも15%
と世界で最低の数価で、世界でも最低だという事です。

ちなみに韓国人の若者達は、74%が戦うという数字で、中国はその上
の90%と言う事は、愛国心などと言う前提の前の、学校教育の何たるか
という根本と感じました。

なぜ日本人は自国の誇りと精神的自尊心を無くしたか・・!という戦後
68年の過程での日本人社会と教育政策の廃退としか感じられません。

誰が、どの様にして企画、計画して、実行してその成果を今の数字に
させたか・・!

終戦後の占領国の連合軍か?、社会主義者の日教組か? 政治の
貧困か?

もう今の日本には国を救う為に、命を投げ出す人も無くなったと感じます。

国の為に命を捧げた方々を祭る事さえ、隣国では反社会主義とか・・!
指図をして、軍国主義と決め付ける、日本は攻撃型ミサイルの製造配備
など一切出来ないし、していない。

経済力と軍事力が整い、いまや中国は海軍力として原子力潜水艦部隊
の驚異的な展開、対艦ミサイルの拡充、配備と攻撃型ミサイルのレベル
アップ、配備と、喉元に短刀を突きつけての政治では、これからの日本
の行く末が思いやられると感じます。

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