2013年7月19日金曜日

私の還暦過去帳(393)


 寝取り、寝取られ

何とか言いますが、この言葉はいつの世でも聞かれ、話され、繰変えされ
ます。
つい最近は、週刊紙の三文記事にも有りますが、
鳩山首相がスタンフォードの大学院生でいた時代に、サンフランシスコの
ベイエリアの日本食レストランで知り合い、ウエイトレスをしていた今の

首相の奥さんと出来てしまい、不倫して(当時はれっきとした人妻であった
とか)出奔して同棲して、前の旦那とは協議離婚で、ハイさよならして、一
緒になったというお話ですが、 世の中の、かしましきスズメ達は寝取った
とか、または、寝取られたとか・・、うるさい事です。

でも現職の首相が工学博士号を持っているなど、初めてではないかと思
います。
私もこのサンフランシスコ湾の沿岸に住んでいますので、それは、それは・・、
何処からともなく聞こえて来る話題です。

昔から男と女のことに関しては年齢と国籍、人種は関係ないと言います。
私もそれを信じています。かれこれ日本を出てから50年、幾歳月と色々
な、また様々な人間関係を見て来ました。

何処に行っても男と女の話は絶える事はありません、それはアダムとイブ
の歴史の時代からと思います、神様がお作りになった人間と言う人類が
集まる地球です、それはそれは百万遍のストーリがあると思います。

でも余り日本国内では露骨な話は聞く事はありませんでしたが、南米を歩
いて生活していた頃は、私がへー!と驚く話も聞きました。

50年も昔は結婚時期の総体的な年齢が低かったと思います、私が学生
時代に、夏休みで帰省すると、高校生時代の同級生で、近所の女の子が
結婚してまだ20歳を過ぎたばかりで、お腹が大きく妊娠している姿を見て、
俺達男性は何と晩生なんだろうかと考えていました。

私もこの話を南米で聞いた時は、先ず現代的に、今の流行の言葉で
『ウソー!』とか口走っていました。

南米に移住して来た家族でしたが、戦前、元々農村では婚期が早いので、
そのご主人も22歳頃には結婚して子供がいたと言う話でした。

移住して来た南米で、20年以上も連れ添っていた奥さんがガンで急死す
ると、長男も南米に移住してくる時に、南米では日本人の良い奥さんは探
すのが大変だと若くして、4歳ばかり年上の働き者の女性と結婚して来て
いたのでした。
でも、父親もまだ40を過ぎたばかりで男盛りの壮健な身体で、奥さんを亡
くしたので大変な事のようでした。

人様の話ですから誇張も、付け足しの話もあったと思いますが、何と・・、
父親が何処をどうしてかは、男と女の間ですから知りませんが、長男の奥
さんと出来てしまい、世間一般の言葉で言えば『息子のワイフを寝取っ
たー!』と言う簡単で手短な話となった様です。

結論から言えば、息子夫婦は協議離婚で別れ、息子は家を出て、収穫時
期に手伝いに来ていた16歳ぐらいの若くて可愛い現地人の子と結婚して、
上手く家庭を築いていたようです。

その若いワイフが確か、18歳ぐらいの頃に訪ねて行ったら、子供を抱い
てお茶を出して来て、『ミッショネス州の日本茶だから口に合わないかも・・』
と日本語で話していたのには驚きました。

男と女の間は、まして夫婦間の争い事など、他人が口を挟んだり、ちょっか
いしたりすれば『馬に蹴られて死んでしまえ・・』とか言います。
それだけ人様は口を挟んではいけない事なのかもしれません。

でも野次馬とか、野次馬根性とか言う人も、これも世の中には必要な人達
かもしれません。そんな人を全部失くしてしまえば、世の中は面白味も無い、
無味乾燥の神信心に凝り固まった人ばかりでは、これでは困ると思います。

以前、近所のお話ですが、日本人の女子学生が夏休みでホーム・ステイを
して滞在していた白人家庭で、そこの40過ぎのご主人と出来てしまい、年
齢差も関係なく手を取り合って出奔して、どこかのアパートで生活していた
ら、女性の方がある日、不審な死を遂げて、迷宮入りとなりました。

何でも女性は水の入った洗面器に顔を突っ込まれて死亡したと言う事でし
たが、巷のスズメ達は、寝取られたワイフが殺し屋を使い、復讐をしたとか、
ないとかそれはしばらく日本人社会でも大騒動でした。

かなり前に同級生がアマゾンで65歳ぐらいの現地人の男性が、まだ20
歳ぐらいの女性を寝取って来て、一緒に生活していると話していましたが、
彼は『それからしたら俺などはまだ若造だよー!』と話していました。

もしもですよ、貴方でしたらどちらを選択致しますか?

寝取るほうですか、それとも寝取られるほうですか?

0 件のコメント:

コメントを投稿

登録 コメントの投稿 [Atom]

<< ホーム