2013年2月6日水曜日

私の還暦過去帳(344)

訪日雑感(1)

この訪日は4年ほど前に日本に行った時の話です。
今回の訪日は母が92歳の誕生日と、かなり記憶の喪失が起きている事を
考えて訪ねて行ったのでしたが、それと今回はオフ会に参加する事が楽しみ
でした。

先ずインターネットでのEーチケットで日本行きを探しても、かなりの航空運賃
の金額になります。
これには参りました。これでは4割は高い金額で、日系の航空会社では成
田往復が、1250ドル以下では見つからないという事を思い知りました。

それにしたら米系では、まだ900ドル以下の往復運賃が在るのです。早
速に代理店に申し込むと、何とサービス期間で、そこから幾らか引いて、お
まけにピザの無料購入券をプレゼントしてくれるという事で、航空券を申し込
みました。

それにしてもこの原油高には参ります。燃料費の加算が凄いのですが、日
系の会社と、アメリカ系では何と、同じ成田往復が400ドルも差があるの
で驚きでした。乗務員も噂のとうり、かなりの年齢と見られる人が乗務してい
ます。

それからしたら、今年の南米旅行で使用したラン航空などは、乗務員が若く
て、綺麗で、サービスなどは日系にも劣らぬと感じました。 食事の時には
ワインなど無料で貰えて、追加もニコニコとして持って来てくれた事を考える
と、米系ではエコノミークラスは5ドルの料金で飲まなければならない事を
考えて、世界で数ある航空会社も大きな差があることを痛感させられました。

しかし、今回のフライトは出鼻からストンー!と落ちてしまい、1時半サンフ
ランシスコ発が機体整備の為に4時になり、それから直ぐに6時40分に
遅れました。
5時間遅れでランチ券が出て、その他、次回ご利用に100ドル割引サー
ビスとかのクーポンも付いていました。 最終的に成田行きの乗客だけが、
シアトルから回送して来た機体に乗る事になり、成田経由で他の国に行く乗
客は他の航空会社に振り分けて搭乗した事で、いざサンフランシスコ出発時
点では機内乗客は半分も居ませんでした。

座席に寝て行けましたが、成田到着が10時半を過ぎて全ての都内行きの
シャトルバスも終わり、成田エキスプレスも最終が出た後でした。
だいぶ頭に来た乗客達が居たのですが、直ぐに成田周辺のホテル紹介とホ
テルに行くバスに乗り込む際には、暖かい弁当とボトル水が配られ、都内の
ホテルまで行く乗客は、航空会社のバスが出ました。

ぶつくさ言っていた人達も、これでつむじを曲げる事無く無事にホテルにチェッ
クイン出来ました。かなり良いホテルで私が予定していた渋谷のカプセル・
ホテルとは雲泥の差でした。

何とか11時半には荷物も広げてくつろぎ、まだ暖かい弁当で夜食として湯
船にお湯を溜めて、どっぷりと首まで浸かり、日本第一日の夜が更けて行き
ました。
ベッドに入り昔の船旅の時代を思い出していましたが、世界一周の船賃と太
平洋を渡る格安航空運賃が、ほぼ同じ金額だと考えていました。

昔は遠くなりにけり・・、と言う実感がチラチラと頭によぎっていましたが、
いつの間にかグー!と寝入っていました。

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