2012年8月28日火曜日

私の還暦過去帳(290)

『もと百姓が見たインド』

4年ほど前にインドの仏教遺跡を巡礼したことがあります。私が子供
の頃から念願としていたインドの仏教聖地を巡礼する為でした。
それと仕事でインドの首都デリーに滞在して居る次男が、その年の5月
で仕事を切り上げて帰ると言う事で、招待してくれましたのでワイフ
と半月ほど訪問していました。

正月は二ユーデリーの次男のアパートで迎え、インドの新年を体験いた
しました。その後、直ぐに旅に出ましたが、初春の旅道は綿の収穫が
終わり、麦の新芽が10cmぐらい伸びている感じでした。
砂糖キビの収穫も始まっており、精糖工場に送る為に牛車で畑から積
み出されて来たサトウキビが、道路端でトラックに積みこまれている

所を何度も旅行中の車から見る事が出来、行き交うトラックもうず高く
積み上げた砂糖キビを満載で、轟音と共にすれ違って行きました。
前回のインド訪問は6年前の2月でしたが、82号からしばらく書き
残しています。今回はインド洋側のムンバイから南に下りて、仏教遺跡
を巡礼いたしましたので、北インドと違う土地も見ることが出来ました。
今回のインド再訪問は半月もの行脚でした。

次男がその年の5月で、インド、ニュー・デリーの仕事も切り上げると
言う事で、丁度、次男の彼女もイギリスから来る事になり、其れに併せ
て仏教遺跡の訪問を計画いたしました。
キリスト教徒がエルサレムを巡礼訪問し、モスラム達がメッカ巡礼をす
る様に仏教徒がインドの釈迦の仏教遺跡を巡礼する事は意にかなった事
と思い、お寺出身の先祖を思えば一度訪ね歩きたい場所でした。

450年前に先祖が戦いに敗れて家族と家臣を連れ、福岡、八女地方で
髪を落とし、寺を建設し村を起こして居付いた時から、私で15代目の
末裔となりその先祖の志を持って仏教遺跡の巡礼の道を歩きました。

しかし仏教遺跡を歩いて心感じる事は、偉大な宗教心とその執念と実行
力です、インドのあの辺鄙な場所から経典を肩に担ぎ、シルクロードを
歩き、日本まで、仏教の経典を持ち帰った三蔵法師の、その偉業を心感
じました。
今回はインドの経済成長に目を見張り、その巨大なエネルギーを感じま
した。去年のTV二ユースで日本の企業へのアンケートに、これからの
投資と企業の展望としての国は何処かと言う答えが全部『インド』でし
た。
それはデリーの飛行場に降り立った時から、湧き上がるエネルギーとし
て、喧騒の町を肌で感じ、3年前に建設していた道路や建物が出来上が
り、また新たな工事が展開されている事を自分の目で見て、これからの
インドが巨象として動き出した感じが致します。 これから農村地帯を

実際に歩いて見て、感じた事も書いてみたいと思っています、時代は動
き、変化して、変貌する様は、実感として体感する現実の現場を持って
計る事が真実を秤り、それから世界に動き出したインドを予測する事に
も成ると感じます。
今回のインド訪問に関連して掲載する写真は、以下のYahooで見る
事が出来ます。
掲載はそのつど、お知らせ致します。

http://photos.yahoo.co.jp/bigbluesky7jp

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