2012年4月25日水曜日

私の還暦過去帳(233)

今日のお勧め映画は『APOCALYPTO 』

映画の題名『Apocalypto』とはギリシャ語で・・、
「新しい始まりとか 」「覆いをとること、明らかにすること」
言う意味だそうですが、日本人にとって発音が難しいと感じま
す。

06年12/8全米公開スタートした映画『Apocalypto』を初日に
鑑賞に行きました。
かなりの前宣伝が有りましたので、興味が有り私もメキシコの
ユカタン半島で現地撮影された、スペイン人侵略前のマヤの世
界の物語に、だいぶ興味が有り初日鑑賞を狙っていました。

幸いに金曜日が初日でしたので、夕食の後に観に行く事が出
来ました。雨が降る中でしたが、かなりの観客で満員でした。
熱帯雨林で繰り広がれるドラマはリアルで、1500年当時
のマヤの世界の有様が現代の世界に再現された感じでした。

熱帯雨林のユカタンで、マヤ文明の中に平和に暮らす部族が
悲劇的な捕獲に遇い、奴隷として連行される中での、夫婦愛と
人間性を絡めた親子関係、マヤのピラミッドを頂点とした群集
シーンも壮大で暴力、残忍、非情、愛、ユーモアを織り交ぜた
画面が成功していると感じます。昔の黒曜石を使ったナイフ使
用の時代ですが、場面のリアル感は印象に残ります。

スペイン人による征服前のマヤ人達の愛と冒険活劇のドラマで
すが、リアル感が連続して緊張を高め、画面を見詰めていました。
音楽の中に、低く高く、ジャングルにこだまして響き渡る様な
ドラムをベースにした、バックサウンド・ミュージックが画面に
効いて、緊張を盛り上げています。

映画の中で全編に渡り追跡と、それに追われる者、追う者との
格闘と命を掛けた戦い、熱帯雨林の中での、さまざまな場面で
ユカタンの自然がジャングル・ドラマ画面として緑濃い流れを
見せ付けてくれます。

今回の特徴は台詞はマヤ語で、現地の俳優やインディオのエキ
ストラを採用して撮影されたローカル色濃い内容です。
全て字幕での台詞言葉理解となりますが、まったく違和感が
感じられる事なく、見ていました。

この映画の特徴はユカタン、マヤ文明のピラミッドの歴史とそれ
にまつわる当時の政治的な宗教儀式の有様。残酷な人間の生贄
とされるシーンを織り交ぜて、どぎつく描かれていますので、
気が小さな人、子供の鑑賞はお勧め出来ません。

撮影はLos Tuxtlas地区のカテマコ市近郊の自然公園を中心と
して撮影され、キャストや100人ほどのエキストラも全てメキシ
コ人達が協力して完成された。完成までにハリケーンや雨、天候
不順などに苦しめられ撮影されたと言う事です。
また多くのユカタンに生息する野生動物も集められ、画面に登場
してリアル感を出している。

お勧め度は成人向き:100%
映画配給はディズニー
上映時間、2時間18分
監督:Mel Gibson’s

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