2012年3月12日月曜日

私の還暦過去帳(193)

かなり前です、私の町で異変が有りました。

昼間仕事をしていたら第二次大戦中に大活躍した『空の要塞』
B-17G Bomber が低空で完全迷彩をして、『グァ-!』と
低空飛行で飛んで来ました。

『ドキドキ・・・!』と心臓が高鳴り、機関砲までが全部はっきりと
見えるでは有りませんか、かなりの低空飛行です。
一度近所の飛行場に展示飛行で飛んで来たB-17を見て知って
いましたから、しかし、今回は完全迷彩をして有り、南太平洋戦線

のジャングルに急遽仮設された飛行場などに並べてあった型と同じ
ものです、前回に見たのはキラキラと輝く、ジュラルミンの無塗装の
戦時大量生産型でした。

かなり四発のエンジンが軽やかに聞えます、手入れをしてあると感
じました。しかし頭上に来たらまさに威圧感を感じる、『グワー!』
と、びりびり・・・、と吼鼓する感じの四基のエンジン音です。戦時

に突然、頭上に20機ものB-17が襲来したら、それも機銃掃射な
どしながら、オマケニ『爆弾』をばら撒かれたら、おしっこでも漏ら
してしまう感じです。

70年以上も前に生産された飛行機です、ずっしりとして威圧感があ
り、かなりのスピードで通過して行きました。

それから、ホットしていたら、これまたびっくり・・・!同じく低空
飛行でB-25の爆撃機が2機編隊でこれも完全迷彩色の戦時の南太
平洋戦線で活躍していたと同じ感じの型です。
これまた『グァ-!X 2』の騒音で、頭上に来たら、『キ-ン!』と
金属音に近い、つんざくような感じでした。

はっきりと爆弾溝のハッチが見れる感じの低空でした。
しばらくはドキドキの感じで、何事かと考えていました。まさか今時
に、こんな飛行機でイラク戦争に参加させるなどとは思いませんでし

たが、しかし少々『ドキリ・・』としました。家に帰宅して夕食を食
べて、新聞を広げたら、『ハハーン!』と分りました。
5月29日は、『Memorial・Day 』でその記念飛行に来
て今日一日、展示していたようでした。

2機編隊のB-25の1機は、B-24型でした。それにしても完全に
整備されて、今も飛行が出来るのには驚きです。近所の小さな飛行場
に着陸する為に、低空飛行していたみたいですが、7kmぐらい離れ
た所から着陸態勢に入るとは驚きました。

一度、数年前に見たB-17の機内はまさに『シンプル』で、何も
無駄が無く、すべてが簡素に作られている感じでした。しかしながら
機関砲が隙間無く、あらゆる角度に向けられて、設備されていたのに
は驚きましたが、B-29はもっと大きかったと言う事ですから、
一度見たいと感じます。
今でも民間人が所有する、第2次大戦の単発グラマン艦上戦闘機の後
部銃座を取り除き、そこに乗客を乗せて、遊覧飛行をする所が有りま
す、30分で250ドルぐらいです。一度体験飛行してみたいと思ってい
ます。

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