2012年3月5日月曜日

私の還暦過去帳(187)



はや45年以上も前になります。アルゼンチンの奥地で農業をして居
た頃です。その農場では、殆どが近所の部落から来たインジオ達が働
いていました。一部は隣国のボリビアから来たボリビア人が仕事をし
ていましたが、彼等は全部現地人の混血でした。祭りが町で開催され
ると、大抵はその日はお休みとなり、灌漑用水の水引などの、どうし
ても手が離せない人間だけが居ました。そんな中で町から農場に遊び
に来ていた日本人が居ました。

ガラ-ンとした農場ですが、幾家族は普通に農場で過ごしている家族
も居て、中の若夫婦が町から遊びに来ていた日本人と交渉しています
ので、興味が有りましたので見ていました。そしたら驚くなかれ、
今で言う『援助交際』のような話です。

夫はまだ27歳ぐらいですが子供が居ませんでした。結婚したのは
10年ぐらい前で、ワイフが16歳頃の歳でした。まだ若いインジオ
の夫婦です、話しを聞いてびっくりしました。
夫が町に祭りの行くのにお金が無いので、ワイフを借りないかという
相談でした。当時の金で300ペソぐらいで、働き者が1ヶ月で稼ぐ
金が3000ペソぐらいでしたから、かなりの金額です。

夫が200ペソ取り、ワイフが100ペソ取って、ワイフを夫が町か
ら帰ってくるまで6時間ぐらい自由にして、洗濯をさせても、ベッド
に連れて行っても何をしても良いのです。私は話しに聞いた事は有り
ましたが、その時が初めてでした。いやはや驚きまして、町から来て
いた若い日本人に聞きました。『前に経験したことが有るのか?』と
聞いた所が、

『ある・・!』と言うのではありませんかー!、黙ってその女性に手
を出したら殺されると話していましたが、話しをして、前金を払い、
女性も承諾したら、交渉成立と言うことでした。

昔の話ですが、現実に見たのです・・!そしてその日本人はインジオ
の女性を借り切り、6時間ほど楽しく過ごしていました。
ワインを開けて、バーべキユーを楽しみ、もちろんベッドにも連れて
行った様です、それにしても普通のワイフを時間で借りる事など、今
の現代社会では無理ですね!

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