2012年2月25日土曜日

私の還暦過去帳(178)

私がパラグワイから出て来て、アルゼンチンのブエノス・アイレスに
住んで居た頃でした。
下宿と言っても、安宿の当時、ブエノスではペンションと言っていま
した。ベッドと安物の家具があるだけのガラ―ンとして部屋でしたが、
相部屋の仲間が気さくで、話好きで、親切な男でした。

時々、近所の飲み屋兼、簡易食堂という感じの所を紹介してくれ、暇
な時は誘って食べに行く時も有りました。彼は田舎から来て、仕事も
二ヶ所も持って働いていました。 
将来は田舎で自分の仕事を持ち、アルゼンチンの現地人として故郷の

田舎では、どこにもそのような仕事をしている人が居ないのでベッド
などのマットと寝台のフレームを製造する会社を開きたいと夢見てい
ました。その様な関連企業に働いて居る様でしたが、安い労賃での仕
事の様でした。 彼と暇な時にバーに一緒に行った時に、入り口横の

カウンターの側で、一人の若い女性が座っていまして、我々若い、少
し毛色の変わった男二人を見ていましたので、席に付いて酒を注文し
てから見ると、なんとも可愛いいのですが、それが丸々と肥って、そ
れこそ真白の肌がこんもりと、たわわにヒダとなっている感じでした。
漫画に出てくる豚ちゃんを主題にして書いた漫画を瞬間、思い出した
くらいでした。

顔はまるで小作りの顔形で、目が大きくて髪は長い赤毛の様でした。
まるで人形の様でしたが、足はまるで私の胴ぐらいは有りそうな感じ
がしましたが、それなのに短いスカートをはいているので強烈な感じ
がしました。

彼女には誰も声を掛ける人も居なくて、彼女はポツ―ンと良く一人
で座っているのを見ました。 その食堂で夕食を食べていましたので、
それこそ行く度に会い、会釈をして挨拶をするまでになりました。

段々とそこの店にも慣れて、色々な話も聞く事が出来ました。彼女は
一人娘で両親はすでに亡くなり、遺産のアパートや家なども有り、食
べることには何も困らないで、遊んで暮らしていると聞きました。

しかしながら見ただけで分る、超肥満の身体では、誰も恐れをなして
相手する男は出てこなかった様でした。顔はまるで人形の様に愛くる
しく、可愛いい若い女性です、肌は真白な綺麗な肌で、ポツ―ンとカ
ウンターの横に深くイスに座って、足元にじゃれる猫と遊んでいまし
たが、友人が耳もとでささやきました。

『誘ってみたら!、肥った女性が好きならばー!』私はその言葉を聞
いたとたん、『ヒエー!』と感じました。
誰か話していましたが150kgはあるだろうと、すると日本の相撲
取りと同じ体重では有りませんか、どんなベッドに寝ているのだろう
かと、彼女の裸体を想像するだけで国技館のお相撲さん達のシコを踏
むのを思い出していました。

しかし有る日、とうとう彼女から声を掛けて来ました。私が日本人で
ただ一人の毎日のような利用者だったからでした。話して見ると知性
が有り、世間一般の事も良く新聞などを読んで知っていました。
そして私の下手なスペイン語を訂正して、教えてくれました。そして

彼女が世間で噂するような感じの娼婦的な女性では無い事がはっきり
しましたので、時々はカウンターに座り彼女とバーテンダーと挟んで
会話の練習にもなりますので、一杯のワインを手に遅くまで話す事が
有りました。近くで良く見るとその巨大な乳房と首とが凄く真白で、

ネックレスだけが金で輝いていました。彼女がトイレに離れた時に、
バーテンダーが『彼女は自尊心の高い女性で、自分が好きでなければ、
一瞥も与えない』と話していました。口も聞かないとは恐ろしく自尊

心の高い女性と思いました。私と色々な世間話をして酒代やつまみ代
を払うように財布を出すと、バーテンダーが笑いながら、そのお金を
貰うと私は『首』になると笑っていました。

驚いて聞くと『彼女の父親だった店で、経営権は彼女が所有している』
との事で驚いたことが有りました。彼女が座る場所も他の人は絶対に
座る事は出来ないと話していました。しばらくして、そこの食堂で食

べることも仕事が新しく出来て最後と思っていた時に、彼女と話をし
ていた時に急に彼女が背中が痒くなり、短い肥った両手ではどうする
事も出来なくて、背中を掻いてくれとせがまれて、カウンター横の小
さな事務所の中にヨチヨチと巨体を動かして机に両手を置いて、背中
を見せて真中を掻くようにせがんでいました。

片手を入れて柔らかな肌をカリカリと掻いてやりました。特大のブラ
ジャーのヒモが肌に当たって少しすれていまして、そこが痒いと思い
ました。 彼女はそれを外してくれと言っていましたので、それを外し
てやるとブラジャーを取リ外して出してくれと言われて、どぎまぎし

ていました。彼女は私の手を掴むとシャツの前を開いて、巨大な乳房
を覆っているブラジャーを引っ張って外せと言って頼みますので、巨
大な乳房から剥がす様にして取り出して渡すと、驚く事にポイとゴミ

缶に捨ててしまいました。剥がす時に彼女の乳房に触りましたがまる
で、つきたてのお餅のように柔らかい肌でした。
汗ばんだ肌を思い出します。

彼女も少し顔を赤らめていましたが、ホッとしている感じでした。
ただそれだけの事でしたが、今でもその時の事を思い出しては同じよ
うな体型の女性を見ると、彼女の人形の様な顔を思い出します。

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