2012年2月19日日曜日

私の還暦過去帳(172)

この時期はアメリカでも納税のシーズンとなります。
私達夫婦が老齢年金を貰う前の事でしたが、この様な事がありました。

それにしてもアメリカでは国の健康保険などがありませんので、個人で
会社の健康保険を買い、契約する事になります。
会社勤めの人は会社が負担して、保険に団体加入する事になります。

毎度のことですが、申告用紙に整理して数字を書き出したら
『ぎょー!』として見直していました。

ショックでした。医療費関係がポン!と突出しているからです。
アメリカは政府の健康保険が有りませんので、個人で医療保険を契約
する事になります。夫婦二人で加入しますが、高齢だとかなり高額と
まります。

カイザー医療費保険が年に8、784ドルで、それにカイザー保険
には歯の保険は含まれてはいませんので、その他、歯と薬代、メガネ
なども自己負担ですから全部自分のポケットからお金が出て行きます
ので、この年齢となるとかなり痛烈なパンチとして軽い財布を直撃し
て来ます。2、612ドルが加算されまして、目を白黒していました。

ワイフと二人でぶったまげていましたが、しばらくはショック状態
で、ナ・・・・、なんとー! 11、396ドルが医療費関係で吹
き飛んでいました。これだからアメリカの豊かさも吹き飛んでしまう
感じです。 先日、私の知り合いが6週間も入院していたら125万
ドル請求書が来たと話していました。

それから、近所の日本人が話していましたが、軽い転倒で奥さん
は日本人の小柄な人で、白人のご主人を起こせなかったので救急車を
呼んで、病院に連れて行き、一晩様子を見るので入院したら、驚くな
かれ5000ドルも請求書が来たと嘆いていました。

どちらも保険がカバーすると言うことで、事無きを得ましたが、まるで
聞いただけでドキ―ンとするショックが有ります。ある日本人は保険
が心臓手術をカバーしないと言うことで、それでは一生仕事をして
貯めた老後の資金が一瞬で吹き飛ぶと感じて、日本に戻り手術して、

アメリカには戻らないと決めたと聞きました。彼はロスに以前は住んで
いました。保険会社は掛金が安い代りに、カバーしない項目が沢山あり
まして、いざと言う時にはトラブルが起きることが有ります。

今朝、メールで申告書類を送り、私の申告整理は全部済みましたが、
ワイフと茫然と用紙の数字を見ていました。

今年末は政府の老齢医療保険が申請出来ますので、半分ぐらいは節約
出来ると思い、ホッとしています。
それにしても、アメリカとは考えさせられる国です。

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