2012年2月27日月曜日

私の還暦過去帳(180)

これはかなり前に、私の愛車の小型トラックを手放した日の事を書い
てあります。今乗車しているのはアメリカに来て、すでに3代目の
トラックです。そのトラックも15万kmを走っています。

今日は私が慣れ親しんだトラックを手放す日です。
そのトラックは私がかれこれ14年間ほど乗ってから次男に譲りまし
た。彼はそのトラックに自分の荷物を満載して、アメリカ東部の

ピッツバーグの大学院に大陸横断して運転して行きましたが、そこで
三ヵ年間滞在して卒業して、またカリフォルニアのロサンゼルスに来
て、ゲテイーミュージアムでインターンをして、一年間滞在してい
ました。かなり古いトラックです、

トヨタの小型トラックで当時でもそろそろ30万キロ近く走っていま
したので、私が趣味でパーツを良く交換していました。こまめにやり
ましたので、殆ど新品に交換してしまいました。1986年の古いト
ラックですが電気関係は

いつも注意して時間で点検と交換をしていました。アメリカ横断を
二回もして長旅も故障無く出来る車でした。アメリカでは車は自分で
責任を持って整備しなくてはなりません、二年に一度だけ車のスモッ
グテストを受けて、パスしないと車の新しいライセンスを貰えません、

カリフォルニアは自動車保険も加入していないと同じくライセンスが
発行されません、それと事故を良く起す人、飲酒運転などで免許を無
くした人は自動車保険を買えませんので車は運転出来なくなります。
次男はロサンゼルスに一年滞在して、それからインドにまた勉学の為

に行き、私の車庫の置いてありました。毎週エンジンを掛けてテスト
して、バッテリーなどが上がらない様にして、車体もワックスを掛け
て磨いて手入れしていたおかげで良好なコンデションを保っていまし
たので、また次男がインドに行くので、今回は手放すことにしました

ので、インターネットに掲載して売り出しました。写真を撮り、それ
も添付していたので、インターネットに出して15分ぐらいで電話が
ありまして,『買いたいー!』と来ましたが、それは余りに安いオフ
ァーで、お流れとなりました。次男が合気道の練習に出かけて、携帯

に、たてつずけに四回ほど電話があり、その中の二名は近所だったの
で、飛んで来た様でした。一人と直ぐにその場で満額で決まり今日の
週末、土曜日に受け渡しが決まり本日となりました。電車で受け取り
にサンフランシスコから来て、もうしばらくしたら、永年の愛着を持
ったトラックが居なくなります。

次男が今回のインド行きは二年も長くなる可能性ですから、それとか
なり現在では手入れも良くて高値で売れますので、驚く無かれ、20
年も古いトラックが日本円で30万近い値段に売れることは、インド
に行ってもかなりの生活資金となりますので、決めた様です、しかし

良く働いてくれたトラックです、不動産管理で仕事で巡回する為に
使いましたが、たいした故障もありませんでした。今電話が有り、
電車が駅に着いた様です、お別れの時間もあと僅かになりました。
別れにもう一度ハンドルに触りたいと思っています。

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