2011年12月17日土曜日

私の還暦過去帳(118)

私が日本の長野県の白樺湖近くの山の中で実習を兼ねて、
牧場の造成をブルドーザーなどの重機を使って仕事をし
ていました。
かなりの重労働です、一日、重機の振動とエンジンの
轟音での仕事です。夏の盛りですが白樺湖近くですから、
涼しい仕事でした。

監督が用事で出かけてしまい、ブルドーザーもエンジン
を止めて、ズル休みをしていました。
近くの小川から冷たい水を汲んできて、水筒に入れて
飲んでいました。

すると谷を隔てた向こう側の牧草地に、車が入って
来ました。ぼんやりと眺めていましたが、牧場の柵で
車は止まり、若い男女が降りて来ました。

谷の向こうはまったくの無人の牧草地です、柵を乗り越え
て、中に入りしばらく歩いて居るのが見えていました。
すると突然に動きが止まり、二人は抱き合い激しくキス
を交わしているのが見えていました。

私が谷の向こうで見ているとは全然知らない様でした。
抱え込む様にして、乳房をむさぼって吸っているのが良く
見えていました。私はとっさに測量計測のスコープを
思い出しました。かなりの倍率です、プレハブの事務所

からスコープを持ち出して来ると、向こうの谷が見える
場所に戻りまして、現場をスコープで覗くと、『あっ~!』
と驚きました。すでに始まっていたからでした。
高倍率のスコープで覗く光景は、まさにドキドキの光景
でした。

彼女がスカートを捲り上げて、下半身が手に取るように
見えます、時間的には余り長い時間では有りませんでし
たが、私には二人が事終って、並んで草むらに寝ている
のを見て、頭が『ジーンーー!』としていました。

私も若い頃です、カーッ!としてきて、ブルドーザーのエンジン
を掛けると、『グワー!』と吼呼させて、谷間にこだまさせま
した。
若い二人は飛び起きて、慌てて身支度すると、こちら側を見て
慌てる様に逃げて行きました。
それにしても、青空の下で牧草の緑のベッドで横たわり、抱き
合う二人をうらやましく感じました。

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