私の還暦過去帳(109)
インド人を見ると、ターバンとサリーを先ず感じますが、ターバンは
シーク族が必ず頭に巻いています。髪の毛もひげも生涯剃り、
切りませんので綺麗に髪を巻いて、6mあるターバンで包んでいます。
私達を案内してくれたガイドは、デリー大学の日本語科の大学院
に在籍してる、生徒さんのアルバイトでした。彼はシーク族でしたの
でかなり詳しく教えてくれました。ひげも朝は布できちんと顎を吊る
様にして、アイロンをかけていました。彼が話してくれたのでしたが、
毎日、30分は掛かると言っていました。それと身に必ず、お守りの
ナイフを持っている事を宗教義務として守っていました。
挨拶は必ず、両手を合わせて、合掌する様にして挨拶します、勿論
握手もします、しかし右手だけです。教義をきちんと守って生活して
います。インドですーー、お守りのナイフを持っていてもシーク族は
検査をナイフを持ったまま通過させていました。シーク族だけが認め
られると話していました。彼はどこから見てもシーク族です、紳士の
気品が有る感じの良いインド人です。我々をガイドしてくれて、警察
と兵士が居るゲートでの関門所で、彼は守りナイフを持って何事もな
く通過して行きました。
インド人が宗教を生活の中で、その生活の一部として暮らしている事
は、現代の日本人からしたら、少し奇妙な感じになると思います。
現代の日本人が少し忘れかけた、宗教を背骨に入れた道徳を彼等は
今だに持ち続けて居ると感じました。それからしたら、中国の現代社
会がいかに偏見と差別を湾曲の解釈で教え込み、教授して、政治の
道具と活用している厚顔ぶりは、『宗教は阿片なりーー!』の共産
主義社会の世界で、道徳も持ちあわせていないと感じます。
その彼がインド独立運動家チャンドラ.ボースの事を話して、彼が
台湾の飛行場で事故死しなかったらインドの独立はまた、違った行き
方をしたと話した事は、興味がありました。
彼らインド人が、私が見た限りでは親日の人が多いと感じました。
次回も色々な話題で書きます
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