2011年12月5日月曜日

私の還暦過去帳(109)

インド人を見ると、ターバンとサリーを先ず感じますが、ターバンは
シーク族が必ず頭に巻いています。髪の毛もひげも生涯剃り、
切りませんので綺麗に髪を巻いて、6mあるターバンで包んでいます。
私達を案内してくれたガイドは、デリー大学の日本語科の大学院

に在籍してる、生徒さんのアルバイトでした。彼はシーク族でしたの
でかなり詳しく教えてくれました。ひげも朝は布できちんと顎を吊る
様にして、アイロンをかけていました。彼が話してくれたのでしたが、
毎日、30分は掛かると言っていました。それと身に必ず、お守りの

ナイフを持っている事を宗教義務として守っていました。
挨拶は必ず、両手を合わせて、合掌する様にして挨拶します、勿論
握手もします、しかし右手だけです。教義をきちんと守って生活して
います。インドですーー、お守りのナイフを持っていてもシーク族は

検査をナイフを持ったまま通過させていました。シーク族だけが認め
られると話していました。彼はどこから見てもシーク族です、紳士の
気品が有る感じの良いインド人です。我々をガイドしてくれて、警察
と兵士が居るゲートでの関門所で、彼は守りナイフを持って何事もな
く通過して行きました。

インド人が宗教を生活の中で、その生活の一部として暮らしている事
は、現代の日本人からしたら、少し奇妙な感じになると思います。
現代の日本人が少し忘れかけた、宗教を背骨に入れた道徳を彼等は
今だに持ち続けて居ると感じました。それからしたら、中国の現代社

会がいかに偏見と差別を湾曲の解釈で教え込み、教授して、政治の
道具と活用している厚顔ぶりは、『宗教は阿片なりーー!』の共産
主義社会の世界で、道徳も持ちあわせていないと感じます。
その彼がインド独立運動家チャンドラ.ボースの事を話して、彼が
台湾の飛行場で事故死しなかったらインドの独立はまた、違った行き
方をしたと話した事は、興味がありました。

彼らインド人が、私が見た限りでは親日の人が多いと感じました。
次回も色々な話題で書きます

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