2011年12月1日木曜日

私の還暦過去帳(104)

インドのデリーに滞在している時に朝、良く散歩に出かけました。
私が滞在していた所は、デフェンス.コロニーと呼ばれた、かなり
環境が良い所ででした。碁盤の目の様に道路も交差して小さな
川の近くで、川の横が道路となって、歩道も綺麗な街路樹が有り

時々物売りの声がするくらいでした。8時頃には迎えの車も出発
してしまい、それまでは何台かの車の運転手が車を掃除したり、
ワックスをかけたりして、並んでいましたがその後は、近所のお手
伝いさんが家の前を掃除を始めます、手箒で集めた落ち葉や、ゴミ

を丹念に袋やバケツに入れてそれを持って、近くの立派なゴミの
集積所に投げ入れてくる様でした。私も散歩のついでに観察する
と、かなろ大きなコンクリートで出来た建物でした。川岸に建てら
れて外観もタイルなどはめ込まれて、近所の環形も崩しては居ま

せん、かなり大きな投げ込み窓が有り、そこから投げ入れる様です。
中は雑多なゴミが投げ入れて有りましたが、そこに何とーー!、
先客がいてお仕事中でした。ちゃんとダンボールや、紙など資源
回収をしていましたが、プラスチックもきちんと集められて、野菜
くずは牛ちゃんが食べていました。

見ると野菜くずなどはちゃんと食べられる様に外に出してあり、
神聖な牛達のご馳走の様でした。
見ていると、牛達の河原に出入り出来る通路も狭い物でしたが、
有りましたが、そこの集積所の横でした。中々考えて造っていると

感じました。牛達はそこから川に水も飲みに行く感じでした。
そのゴミは制服を着た収集人が、大型トラックで回収していました。
まず、大きなバケツ型のプラスチックの車輪の付いた箱にシャベルで
入れて、トラックの後ろで自動的に引っ掛けて積み込みしていました。

私が観察していて、中々上手いやり方だと感じました。各自が集積所
まで責任持って運んでいます、大抵はお手伝いさんの仕事の様でし
た。 だから家の前など、どこにもゴミが無かったのです、私の観察は
インドの ほんのごく一部分ですから、まして首都のデリーの高級住
宅街でしたから、これがインドの全体とは、とても言えませんが、
良い参考となりました。

私達がドライブしている途中で、道をリヤカーを引いて、3人ばかりが
が手箒を持って道路をのんびりト掃除している傍らで、牛ちゃんが道
に寝そべり、ラクダが引く荷車がごとごとと走って居る様は、まさに
インドと言う情景でした。次男が居たアパートの下に住んで居た大家

さんの若いお手伝いさんが、何か歌でも唄いながら手箒で家の前を
掃除して居たのを見て、その箒が50年以上も前に日本の田舎に住ん
で居た頃、箒草と言う物で作った同じ感じの箒でしたので、懐かしく
見ていました。
次回は物乞いさん達に付いて書きます。

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