2011年11月19日土曜日

私の還暦過去帳(94)

インドに滞在して、カースト制度の影響を垣間見る事が有りました。
デリーでインド人達が、自分達が住んで居る階層の地域により、店
の構えから、売っている品物まで変わってしまうと話していました。
次男が住んで居た地域はかなり上流と言う感じの所でしたが、

歩いて行ける商店街は垢抜けて、ワイフも洗髪をするのに美容院に
2回ほど行きましたが、アメリカよりサービスが良くて、上手だった
と話して居ました。店の前には必ず、ガードが立って居ます、そし
て停電用に、自家発電機が据え付けて有りました。チョッと財布が

軽いと 見ただけで足が遠のくと感じました。そんな中の商店街に
ケーキ屋が有りました。コーヒーショップも兼ねていました。
ケーキはヨーロッパ的な味で、作りも上手な飾りで、沢山の若い人
達がそこでお茶を楽しんで居ました。インド.チャイとコーヒーの香
りが漂い、インド的な飲み物とアメリカでも飲める感じの飲み物が
メニューに有り、にぎわっていました。

廻りの商店を見ると、間口は余り広くは有りませんが、かなり専門的
な感じの店が並んでいました。並んでいる商品もバザールで陳列され
て居る商品とは少し違う感じでした。各店舗の前には必ずガードが居
て、特に本屋ではまったく『ここはインドーー!』と疑るほどに陳列

から 並べて有る本までアメリカと感じが同じでした。歩いている
サリーを着 飾った婦人達もどこか余裕の有る感じで、買い物して居
ました。 パーキングにはインドでは珍しいベンツも有り、デリーで
は所により沢山に見かける、貧しい物乞いの人も見られず、どこと
無く区切りが出来て、仕切られている印象を受けました。食材も

丁寧に包装した物で、バザールで山と積み上げて売るものとは違い
ました。 イチゴのパックもアメリカと同じ、プラスチックのパック
に詰めてあり、売り子も制服を着て、清潔な感じを受けました。
誰かが教えてくれたのでしたが、インドでは『場所が変われば、
品物から値段まで変わるーー!』と話してくれました。

そこでは、インドで初めて野菜屋を見ましてた。 活気があり、大抵
の物がそろっていました。そこでも綺麗な大根には感心しました。
しかし少し場所を変えると、同じデリー市内でも、道端に屋台と店
が立ち並び、物乞いが並び、力車が客待ちして喧騒と、屋台の料理の

匂いと雑踏の人込みに揉まれ、炭火のアイロンを手に、道端で仕事を
するクリニング屋。次男が言った、『ここはまだ機械を使うより、
人に仕事を与える為に、また、安く仕事をしてくれるから人を雇う』
とーー!

ちなみに、次男が雇っている人は部屋の掃除と台所のかたずけ、風呂場
に脱ぎ捨てて置くとそれも洗濯してくれてーー、週に四回で月10ドル
とはー! アーー!これインド~! アメリカで、コインランドリー
では一回3.50セントです。
洗い、乾燥でーー!大型でしたら5ドルもします。

次回はインドで目に付いた、車などの事を雑多に書きます、

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