2011年11月16日水曜日

私の還暦過去帳(92)

インド料理を食べに行くと、必ず聞かれる事はーーー!、
『ベジタリアンかーー?』
と言う確認です、菜食主義者の厳格な事は驚きでした。

それから肉を食べるのにしても、豚や牛などは全部ダメと言う感じで、
食の分類とその宗教的厳格さは、日本人には少し厳しい感じでした。

モスラムの人達は宗教的にも食べ物を厳格に決めていますので、やはり
中華料理などと言う、四足で動くものであれば、自動車以外は何でも
料理して食べてしまうと言う冗談も言われるくらいーー!、食に貪欲な
中国人には、まったく適わないと思います、インドは長い間大英帝国の

支配化におかれ、一部高級支配階級では西洋文化として、ヨーロッパの
食文化が取り入れられ、一般庶民とは区切りが出来て居た様です。
それは、一般にはインドの食文化は手で食べると言うのが原則です。
しかし ヨーロッパの食事は、ナイフ、フォークとスプーン、これだけ
はテーブルに無いと

始まりません、そんな事で、インドの食文化は宗教と手で食べる基本
が大きく 西洋食文化を阻止していた感じです、南インドに行くと
いまだにバナナの葉 に御飯を載せて、カレーを横に置いて食べてい
ます、少し汁物はお鍋から家族 で仲良くすくって食べていますから、
それか、その汁に浸して手で食べています。

私が見たのは素焼きの小さな皿に、ヨーグルトで味付けした煮込みを
片手で 持ち、御飯を丸めてそれに浸して食べていたのを見ました。
それはパンに似た ナンも同じでした。私達が食べ歩いて、インド人
の家族や又は、仲間で食べに 行く所はどこかと言う事を考えていま
した。一般庶民が刺身や寿司を食べに 日本食レストランに行くのは

チョイと考えられません、彼等が良く行く所はどこかと言うと、今は
イタリアンでも、中華料理でも有りますが、味も共通点があり、
かなり激辛などの味付けが有る、タイ料理でした。カレーの種類もか
なり有り、 ココナツも使い、パパイヤのサラダなどはインド人好みと
感じました。

インドでは夕食の時間が遅く、レストランも同じで、私達がタイ料理
のレストラン に行った時間はまだ少し早目でしたが、直ぐにかなりの
人で席が埋まりました。 若い人達のグループも多くて、どことなく品
の良い家族連れも来ていました。

綺麗なサリーを着飾った年配のカップルが、ご主人と仲良くお皿から
次ぎ分けて 食べているのを見て、やはりタイ料理などがインド人の
方達の口に合うと感じました。

デリー、日航ホテルの日本レストランは、かなり白人が来ていました
が、インドの方 は見ませんでした。そんな事でアレキサンダー大王が
インドを攻略した時代から、 インドの食事は余り大きな変化はなか
たのではないかと勘ぐりますーー!。
 
次回もデリーの食べ歩きから書きます。

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