2011年10月31日月曜日

私の還暦過去帳(82)

私とワイフがインド旅行をして感じた事を、これから少し書いてみた
いと思っています、昔、農業をしていた百姓の目で見ています。
今から6年ほど前に最初に訪れた時の感想です。

私がインドを歩き出して一番感銘を受けて、驚いた事は耕された
土地の無駄が無い事でした。僅か780kmぐらいの走行でしたが
昔の50年前の日本の田舎の雰囲気があったからでした。

私が見た限りでのインドはそろそろ春終りに近ずいた田園が広がって
いました。見た作物は、なたねの花、これが一番多く見た様です、
それかジャガイモ、小麦、アルファルファ-、町や都市近郊は野菜

栽培の畑を見る事が有りましたが、ナス、ブロッコリー、カリフラワー
など見ましたが、まだトマトは小さくて、植えてまだ1ヶ月ぐらいと感
じ ました。畑のあぜ道一杯ギリギリまで綺麗に耕かされ、昔の日本の

耕作精神を感じる事が有りました。行けども行けども見渡す限りの
緑の農地を見て、インドが11億近い人口を維持しても、その食料を
自給できる体制に感服しました。どこの農村地帯を見ても、どこかに

人影が有り、仕事をしています、一度レンガを作る土を取った後の
痩せた土地を、水をかけ土を起している人を見て、そばでは小麦が
僅かに芽が出て、貧弱では有りましたが、何とか作物を植えられる

土地にしようとしている努力を見る事が出来ました。人口の7割以上
がまだ農村地帯で生活しているインドの国を見て。しかしながら人口
の10%でも工業化の先端を仕事をしている人がいるとすれば、それ

は一億1千万人の人間となると言われ、人口もこれからは資源とな
る感じました。インドでは皆様もご存知の様に、学歴社会で、競争
社会の、一部では世界のトップレベルを進んでいます。次男が借りて

いましたデリーの首都で、比較的上流社会の住家が多い所で、部屋
を借りていましたが、そこの家主の家族の子供を見ても教育熱心で
これからのインドの競争社会を勝ち残り、生き抜くためには教育しか

無いと話していました。ランチに呼ばれて食事をしながら話した事は昔
の日本の激烈な受験戦争時代を思い浮ばせる感じでした。
この話は次回にまた致します。

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