2011年11月25日金曜日

私の還暦過去帳(99)

インドの交通ルールや、政府の規制などは有って無い様な印象です、
驚きの一言です。次男が話してくれたのでしたが、インドでは弱肉強食
の交通ルールと言う感じで、一番は大型トラック、その次はバスなどの
大型車、次ぎがバンなどの比較的大型車、それから一般の乗用車など、

次ぎがバイクなどが来て、それから自転車などで、最低は人間様が除け
て道を通らせてもらう感じです、車が『そこのけーー!そこのけーー
!』で 人間様を蹴散らして走って行くと言う感じがします。
その様に仕付けられて経験して、自分の身にいやと言う感じで焼きつい
ていますから、いざ自分が運転する様になったら、そこはそれ!

『どけ~! 車が通るーー!』の感じとなる様です。それにしても
デリーの首都の交通 機関は自動車だけで、公共交通は地下鉄も電車も
無くて、バスだけです人口900万人以上の大都会で、バスだけでし
たらそれは交通戦場と言う感じで、『ヒ~!』と言う悲鳴になると思
います、現在地下鉄工事中で、あと2年ぐらいは掛ると言っていまし

た。誰か冗談ですが『インド人が車を買って運転し出すと、人が変わ
るとーー!』それも道理と感じます、インド では車は高価で車庫に車
を入れると、何か階級のシンボルとしての象徴と感じます。しかし
インドです、一度郊外の道を走ると、ラクダや、ラバに引かれた荷車
が、ゴロゴロとのんびりと走っています、日本ではだいぶ昔に終り

となった光景です。田舎の国道をサリーを着た婦人達が列を作って頭
に 何か載せて歩いているのを見ると、廻りは人家もまばらな所、どこ
までテク テク歩くのか、こちらが心配するくらいでした。しかし歩い
ている人が沢山居ます、自転車も見るのですが、旧式の40年前の日
本で良く走っていた感じの、ゴツイ感じがするタイプが殆どでした。

私も注意して見ていたのでしたが、サイクリングの、ドロップハンド
ルが付いた自転車は一度だけでしたが、毎朝物売りに来る人達が乗っ
ていた自転車は全員同じ感じのゴツイ自転車でした。私が一番感心し
て、驚いたのは、自転車の荷台に箱を取り付けて、カギを陳列して、
ハンドルの前には工具など一式入れた物をぶら下げて、『カギ屋~!
ご用は御座いませんか~!』と怒鳴って走っていたのには感心しまし

た。話しによると合い鍵などは直ぐに作ってくれると言っていました
私達、夫婦がデリー滞在中はオート力車を良く利用しました。近所に
行く時はこれが一番手軽で便利でした。パタパタと小回りが効き、狭
い所でもスイスイです、人力のリキシャーはのろくて、どうも運転

している人が貧弱であれば、何か安心して乗ってはいられない感じで
した。それにしてもタクシーを一日8時間借り切っても600ルピー
でした。 チップを入れて15ドルぐらいです、出かける時は借り切り
で出かけましたが便利で店やレストランの前まで行け、ちゃんと待っ
てくれるので良く使いました。 でもシートベルトなどは一切無くて驚

きました。そんなインドの交通戦場で 一度も救急車がサイレンを鳴ら
して、飛んで行くのを見なかったのは不思議でした。しかしどこか軽
くぶつけて、喧嘩している現場な何度も見ました。 私がインドで一番
感心したのは、インド国民車と言われるアンベスターの車種を役所と
官庁は殆ど全部ぐらい使っていた事です、きちんとワックスで磨かれた

カローラぐらいの大きさの車ですが、背広をきちんと着た人が後ろの
座席に座り2~3台列を作って走っているのを見て、先日TVで中国
政府の役人がベンツ の高級車でふんぞり返って北京市内を走る情景
写しているのを見て、何と 差が有るのかと感じました。
 
次回は気候に付いて書きます、インドは暑いか?

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