2011年12月2日金曜日

私の還暦過去帳(106)

インドに付いてだいぶ書きましたが、この事は必ず書かないと
インドのこれからの将来を決める教育を、最重要の課題としている
インド政府の教育方針を聞きましたので、インド人からの話ですから
我々が想像する以上の奥深いものが有りました。

教育の原点はインドでも日本でも同じ子供の教育に関連して、どう
教育して育てるかと言うのが原点と思います。インド人の有識者は
かなりの高学歴の方が世界のトップに位置して活躍されています。
私の仕事に関連した知り合いが話してくれた事ですが、インド人は

数学に関しては、世界で一番適した思考が出来ると話していました。
彼は大学で講座を持って教えている人で、知り合いのインド人の
教授も居るからと話していましたが、インド哲学も少し勉強した事が
有り、その原点を掴んで居るようでした。私の様に以前百姓では中々

思考的な難しさで、一度ぐらい聞いても理解は出来ません。IT産業の
ソフトの原点は数字だと話してくれましたが、その理論的構成と関連
した、指数化したソフト作成は今ではインドで沢山作成されています。
それは優秀なレベルのソフト.エンジニーヤ達が沢山育っているから

と感じます。それと世界的にインドの給料指数が低いので、アメリカ
などからしたら4分の一のコストで作成出来るからと感じます。驚く
事にも、280年も前のインドの王様が建造した、マハーラージャの

天文台です。ジャイプルの城下町の中に、今でも沢山の観光客を集め
ている所ですが、一見して近代美術館と言う感じがする天文台です、
日時計は驚く無かれ、20秒しか誤差は無いとの事、聞いてびっくりで
した。
ガイドが言う事には、『これ全てがインド人の思考と、それに関連し
て数学的思考の結び付いたものーー!』と説明してくれましたが、

さも有らんと感じました。それを建設した王様が残した、計算をした
本を博物館で見ましたが、小さな電話帳ぐらいは厚みが有る本で、
細かな数字の羅列で、その書かれたのが280年も前とはーー!見た
瞬間に『恐れ入りました!』と心に感じたしだいです。電子計算機も
ない時代どんな思考をして、推理して、計算して、実証して、建設し
たか頭が下がる思いでした。きっと数学の天才的な才能が有ったと思
います。
ジャイ.スイン2世が発明し、考案した数々の観測機はまさに驚きの
体験でした。今も感じる事は『インド人が数学を思考するのは凄い』
と思います。
次回は、私が感じた、つれずれのインドの思いを書きます。

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