2011年10月12日水曜日

私の還暦過去帳(71)

クジラ=鯨これも魚へんが付きますが、食べるとまったく魚の肉では 有り
ません、動物の肉です。
アメリカに来てから、何かグリンピースの 代弁者のごとく、日本の捕鯨を
けなしていた白人がいました。

少々『カチ-ン~!』と頭に来ていました。そこはそれーー!
反骨の 意地悪ジイサンのイタズラ心がムラムラですーー!
用意周到に計画して実行しました。

日本に電話したらまだ高いが鯨肉の大和煮の缶詰がまだ買えるとの事、そ
れを買ってもらい、それから小倉のタンカ市場 ではまだ鯨肉が買えるとの
事で、しめーー、しめーー!とウキウキして きました。

アメリカ人ですから、そこは鯨肉のベーコンが良いと考て、 日本の北九
州、小倉の実家を訪ねた時にお土産に買いまして、 トランクに入れて持ち
返りました。

私が管理していたコンデミニアムの 集合住宅の役員でしたが、日本からの
土産と言って、『日本ではこんな に美味しい肉の缶詰が食べられる-ー』
と言って試食させました。

その男は肉には目が無いらしくて『ガツーガツーー!』と美味そうに食べ
て、ベーコンは『塩味が手頃で、ウオッカなどには持って来い~!』 など
とのたまい、鯨などとはまったくバレませんでした。

『缶詰などはどこで買え るかーー!』と言い出す始末ーー!、あきれて
言葉が有りません。 散々に『美味しかったーー!』などと言わせて、最後
に種明かしです。
皆さんも考えて見て下さい、美味しい物は美味しいのですからーー、一度
も 口にした事も無くて、『ぎや-ぎやー』騒ぎ立てる捕鯨反対者の顔を
初めて まじに見ました。

私が厳かに『これは鯨と言う鯨肉から作った缶詰だ~!』 と言うなり、
最初は青くなりそして、あとで真っ赤になって、『ゲーゲ~!』と声 を
出していました。
そんな事で、その男は以後一切に、鯨の件に関する事は 私の前では口に
は出しませんでした。
それと用心して私には近ずく事は有りませんでした。

私も学生時代にアルバイトなどで沢山稼いだ時は、渋谷の鯨屋に鯨カツ
の定食を食べに行きました。
48年昔と同じ店かは知りませんがーー! 道玄坂から入った所でしたが、
少し小汚い所でした。しかし味は美味しかったです。

0 件のコメント:

コメントを投稿

登録 コメントの投稿 [Atom]

<< ホーム