2011年10月10日月曜日

私の還暦過去帳(69)

私が家族用にバンの車を購入したのが1985年頃でした。
あちこちと家族で旅行しまして、カナダまでカリフォルニアから出かけ
た事が有ります、アリゾナにも行きました。

その車は日本製の000社でしたが、その当時日本車で初めて小型バン
を売り出して、かなり人気が有りました。

私の家族も後部に寝るようなスペースを作り、遠出のドライブを楽しみ
ましたが、或る日、家の前で急に運転不能になり、パワーステアリング
が効かなくなり、ハンドル操作が出来なくなりました。

幸いに家の前で、私も週末に家にいたので、早速に下にもぐり原因を捜
しました。すると簡単に分かりました。

パワーステアリングからの動作を伝える腕のようなアームがジョイント
からポンと外れていましたので驚きまして、早速に自在継ぎ手のジョイ
ントの中に押し込みました。

すると驚く事に簡単に軽くハンマーで叩いただけで、もとに挿入出来ま
した。
これでは簡単にショックでも抜けると思いました。
これが高速道路でしたら、車が制御出来なくて大事故になっていたと考
え000社のカスタマーサービスに電話しました。

専門の係がその原因を探すので、その取り替えた部品を見せてくれと電
話が有り、000社のデーラーで待ち合わせて見せますと、「ハンマー
で叩いたあとが有る、お前が何かいじって外れた」と言って取り合いま
せん、カチンです、それと白人の係は見下げたような感じで、いかにも
横柄でした。
私はデーラーのアジア系整備工を知っていて、彼が同じトラブルが有っ
て修理したと話してくれた事が有りました。早速レモン車専門の問題を
受付ける弁護士に電話をしました。

サンフランシスコと、ロサンゼルスの専門弁護士です、どちらも調べて
くれ、同じケースのトラブルが余り無いので、000社はアメリカでも
勢力があり、中々難しいと話してくれました。それと000社に電話し
て、弁護士を立てて調査すると言うとそれきり、いかなる連絡も受け付
けないと答えて来ました。
「クレームがあれば、000社の法律事務所に言って来いーー!」です。

そうかい~!それではへそ曲がりジジイの骨頂を見せてやるですーー!、
早速に首都ワシントンに有る、連邦政府の交通運輸安全局見たいな所に
地元の警察から紹介されて、事故の詳しい状況、写真、ビデオテープな
ど作り、これまでの経緯を書いて送りました。
ビデオテープはコピーできないので、これは手元に残しました。

それからです、十年ぐらい経ってからです、突然ある弁護士事務所から
電話があり、貴方のレポートを交通運輸安全局で見つけたと連絡があり、
同じ様な事故で、高速道路の側壁に制御出来なくて激突して怪我人が出
たと話していました。
「それ--見ろ~!です、とうとう起きたか~!ここでもカチンですーー!」

「裁判中で貴方が証人となって証言してくれですーー!」これ幸い~!
裁判所で全部の写真、ビデオテープ、経緯、それから取り替えた部品な
ど全部持って行って話すと言うと喜んでいました。

000社はそんなデーターは無いと言い張っていたからです、そなん事
はウソ!

私がカスタマーサービスに電話した日時もちゃんと記録していたからで
す、係は私の問い合せの件も、パソコンを見ながら答えていたからです、
それも教えてやりました。相手の弁護士は興奮して喜んでいました。

こんな証人がいれば必ず裁判に勝つと言っていました。ミリヨンダラー
の訴訟ですから、真剣な様子が電話でも伝わって来ました。

私の住所から連絡先など全部教えて、「裁判の日取りが決まったら連絡
するから、その時は是非宜しく証言してくださいーー、」と話して電話
を切りました。しかし連絡は有りませんでした。

「ハハ~ン!」です、000社が和解か、賠償金を払ったかは知りませ
んが、ジジイの溜飲が下がりました。昔は百姓ですから気が長い事は誰
にも負けません、「イワンの馬鹿~!」ですから。

それと、今まで長い年月に37台もの車を私の知り合いや、お客に00
0社以外の車を買えと教えて、それを成功させています、息子も2台も
000社以外で買っています、沢山の不動産管理の仕事で香港や台湾か
らアメリカに移住して来て、先ず車ですから、良き相談相手となって、
実行しました。

これからも、ジジイがくたばるまでには、どれだけの台数を記録させる
か、心の内でニタリ~!です。

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