2011年7月17日日曜日

私の還暦過去帳(14)

 今日は韓国人の国籍観について少し意見をのべてみたいと思います。
 長い間に私は三代の韓国人の世代を観察する事が、付き合いの中で有
 りました。これはカリフォルニアで35年も在米しての経験から私の
 個人的な主観から書いているものです。

 韓国人の国籍問題、それに関する感情の移行を見る事が出来ました。
 在日で娘がアメリカに結婚して移住してきて、アメリカ国籍も取り両
 親を呼び寄せたのです。それに伴い彼は50年以上居た日本では帰化
 しなくて、5年の待機期間が過ぎると直ぐに帰化してしまいました。
 アメリカには何にも抵抗なく帰化して行きました。

 そして嬉々として帰化した事を喜んでいました。
 その娘はやはり韓国から幼い時にアメリカに移住してきた韓国人と結
 婚していましたので、その同じ韓国人でも感情の違う同士の組み合わ
 せを観察する事が出来ました。

 その子供はまったくのアメリカ人で、英語を話して韓国語は第二外国
 語の範囲で、私と話す時も違和感が有りませんでした。
 ご主人は小さい時にアメリカに移住して来て、此方の学校を出ていま
 すので感覚的に違和感がありませんでした。

 しかしその家族でソウルからアメリカにたよって来ていた家族の子供
 は私が日本人と言うこと自体で、何か違和感が有りまして、暫らくし
 て英語も上手になってから話す時も、何か打ち解けない感じでした。
 話しの端はしに反日教育がされた文句が出て驚いた事があります。

 同じ韓国人でも世代、教育環境においてこれだけ一人の主観が子供で
 も変化して、変わって行くのを観察して色々と勉強になった事は多い
 と思います。私はこれまで自分の仕事の関係で韓国人を雇った事もあ
 
 りまして、これまでに沢山の韓国人の心理的な物の考え方を学ぶ事で、
 批判と言う目が養えたと感じています。特に在日韓国人でも朝鮮学校
 での教育を受けた人は理論が偏って、批判と言う対称をする物差しが
 偏屈で有ると感じました。
 仕方がない事です。それだけの教育環境しかなかったのですから。

 しかし日本人で、これに反発する人が沢山出ている事をもっと理解し
 て貰えばと感じています。人間は相互理解がないといっまでも違和感
 と、いがみ合いの精神しか出来ません。アメリカで育った韓国人の子
 供が自由な発想と精神で日本を見ている事にも驚いた事が有ります。
 教育の大切さが良く分かりました。

 これからの韓国と日本の相互理解と平和的関係は、根本の教育改革が
 是非必要と感じます。それにより国籍と言う民族の理解が深まる事と
 思います。

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