私の還暦過去帳(540)
越南米粉麺加州桑港湾東沿岸地帯美食探求味見録(28)
ベトナムのフォーを食べ歩きを始めてから、幾歳月となります。
今ではすっかり定着して、昔からのフォーの店はアメリカ人が
沢山来て、機用に箸を使いフォーの麺を食べる姿が増えています。
先日もワイフと行き付けの店に行くと、ランチ時間は幾らか過ぎて
居ましたが、私達夫婦がアジア人で、他は白人などの英語を話す
人達でした。食べている時に、アジア系のお客が入店して来まし
たが、初めて店が開店した時は殆ど、8割までは東洋系でした。
よく見ると生春巻きを手で摘んで、ソースにチョイと浸すと、美味
しそうに食べている中年過ぎの白人の男性を見ると、なんとも手馴
れた感じで、箸を使う動作もまったく我々と同じ感じだと思いました。
それだけ越南米粉麺がこのアメリカに定着して、普及したと感じます。
昔の様に店の数も少なく、行列をして食べた時代を思い出します。
娘が住んでいたサンタバーバラでも、娘達がしばらく住んでいた時代に
2軒ほどフォーの店が増えたと思います。
15年ほど昔に、ロサンゼルスに行った時に、郊外の中華系が多く
住む地域で開店したフォーの店など、美味しいとかで私達も行きました
が行列で、30分近く待たされてテーブルに座る事が出来ましたが、
その当時はそれが普通でした。
今では私の近所でも3軒のフォーの店があります。中華レストランの
メニューに入って食べる事が出来る店を数えれば、もっと増えると思い
ます。今ではすっかり定着した食べ物に変化したと思います。
先日も東洋食品店の側にあるフォーの店を覗いたら、ランチ時間でほぼ
満席でした。
中にはどう見てもヒスパニック系を感じる男達が座っていましたが、見る
と箸を使い、フォーの鉢を前にパクパクと食べていました。
一度私が雇用したヒスパニックが、インスタント・ラーメンをランチに
作り食べさした事がありますが、わが家のレモンと採ると、チョイと麺の
上にレモン汁をたらして食べていました。
聞くとメキシコでもインスタント・ラーメンはよく食べるそうで、日本の
メーカー品がメキシコに行った時に山と積まれてスーパーの店頭で販売
されていた事を見ると、彼等が麺を普通に食べる事は余り違和感は無いと
感じていました。
先日のテレビを見ていたらメキシコや他のラテンアメリカでは、消費率が
高く、値段も手ごろで美味しいと来たら、スープ代わりに沢山食べると
話していました。
それでは、さもあらんと感じて、フォーもここまで普及して、大衆化したら
次のお客はヒスパニックが大勢食べに来る様になると思います。
0 件のコメント:
コメントを投稿
登録 コメントの投稿 [Atom]
<< ホーム