2014年6月21日土曜日

私の還暦過去帳(532)


越南米粉麺加州桑港湾東沿岸地帯美食探求味見録(20)



越南米粉麺を食べ歩いて感じる事は、その幅の広いお客層
です。場所により少しは変わりますが、また時間帯にも
よります、ランチ時間が一番賑やかで、それから週末の
幅の広い時間帯に来る、多くの雑多な人種のお客達です。

一般的な住宅街に近いフォーの店は、お客の幅が広いのが
特徴です。先日も週末のランチ帯で、かなり混雑していま
した。お客の半分は若い東洋人達で、話す言葉も中国語、
ベトナム語、韓国語と雑多で、話し声が混じって聞こえて
いました。

テーブルを2卓揃えて、大きなテーブルとして、若い男女が
揃って注文していました。見ていたら大きな皿に2個も
モヤシと香葉の山盛りが出て来て、あとから次々と大鉢の

越南米粉麺が2名のボーイ達によって運ばれて来ましたが、
見ていただけで、こちらもいささか、びっくりの鉢の列で
した。見ていたら彼等がお箸を食べ始める前にどうするか
見ていました。

箸は箸立てに入れて有るだけで、紙の袋に入れた割り箸
では有りませんので、見ていたら・・・、

ー紙ナプキンで丁寧に箸の先を拭く者。
ー熱いお茶で先を洗う者。
ー女性が小さなパックを開いて中から、アルコール
 を含んだ紙を出して、それで拭く者。
ー何もしないで平気に食べ始める者。

色々に、箸を使って食べる行為ですが、その人それぞれ
に特徴が有ります。中国人の年配の人ほど平気で箸立てから
箸を取り、食べています。

私はどちらかと言うと、熱いお茶で箸先を洗います。
先ず出されたお茶を一口飲んでから、空になった湯呑み
に、箸を立て、お茶を上から流す様にして洗います。
これを儀式の様にするのが私の特徴です。

もしサンフランシスコ沿岸の、どこかのフォーのお店で
爺さんが、箸を湯呑みに立てて、お茶で箸を洗っていたら
それは、私です・・・・!
そして、越南米粉麺の鉢にドサー!とモヤシを入れて
香葉をちぎり、スープの中でクルリと麺と併せて居る
動作を致します。それから「チョーン!」とレモン汁を
振掛けて、食べ始めたら、まさしく私に間違い有りません。

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