2014年1月15日水曜日

私の還暦過去帳(470)


99セント・ショップの人生模様

今日も涼しい日でした。
散歩して朝食が終わると買い物に出ていました。

今日は4軒の店をハシゴで歩いていました。
そのうちの1軒は99セント・ショップでした。時々、孫が使う塗り絵などは、
多くの種類が置いてありますので、お土産に買いに行きます。

行くと店内はかなり混んでいました。ヒスパニックが多く住んでいる地域
にあり ますので、何処からかスペイン語の会話が聞こえて来ます。

ベトナム語、広東語なども聞こえて来ました。タガログ語の大きな声がす
ると 家族連れが賑やかに何か探しているようでした。
小さな子供達が賑やかに走り回り、ママに何か買ってくれとせがんでい
るよう でした。

私も久しぶりに来たついでに店内を見て歩いていました。
缶詰の食料品が並んでいる所に来ると、白人のかなりの年齢の夫婦が
カートを 押して買い物をしていましたが、すでにカートは沢山の商品で溢
れていました。

私が見ているとクッキーの袋詰の品定めをしているようでした。
ワイフが片手にメモ用紙を持って、鉛筆で買い物リストを見て消していま
した。
かなり買い物の予算が厳しい様で、メモを見ながら総計を計算している
感じで した。その横をヒスパニックの年寄りが手提げカゴに僅かな量の
買い物が入れ てあり、手にはドル札が見えていました。

おそらく自分の持ち金を計算しながら買い物していると感じます。
良く見ると大きなマンゴーが2個見えていました。
ブリートの皮も入っていました。パックの豆の包みも2個ばかりありました。

夏休みで母親と来た小学生くらいの男の子が母親に何か説明しているよ
うですが 側で聞くと、商品の英語の説明のようでした。
それから上手な英語で側の店員と話していましたが、母親にスペイン語で、
『ここにあるよ。。!』と母親を呼んでいました。

雑多な人間模様の買い物客達の有様は、ほのかな温かみが感じられます。

ベトナム人の家族は余り英語も分からないようで、誰かに連れられて来て
いる様でした。
私も孫のお土産にする小物を見つけて品定めをしていると、ヒスパニック
の小さな子供が、私にスペイン語で『その品物を取って下さい』と聞いて
来ました。小さな玩具を手に取ると、今度は英語で、『サンキユー!』と
言うと走って行き、母親に見せてねだっていました。

何となく他のスーパーなどでは見られない人間模様があり、アメリカでは
人種と階層で住み分けが出来ている国ですから、何となく金が無くても 買
い物出来る場所があるのだと感じていました。

レジで見ていると生活保護のフードスタンプで食料品を買い物をしている
人を見かけますが、日本と同じ100円ショップ的な店もアメリカでも必要と
感じます。
商品も同じ他店で買える物でも、99セントで売る為にサイズが小さく作って
あるようでした。しかし商品を手にとって見ると、雑貨などは中国産の商品
が多いのには驚きます。

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