2013年5月11日土曜日

私の還暦過去帳(372)


日本のエネルギー危機、

私が昨年日本訪問をして感じたのが、風力発電の少なさです。

私の住むカリフォルニア州は州政府による補助や風力発電に
対しての税金還付の恩典などがあり、電力会社は買い戻し
制度で余った電力は自動的に買い入れとなりますので、
近くの丘陵地帯に設置された風力発電だけでも、一つの市全体
を賄うくらいの電力を供給しています。

アメリカは08年はドイツを抜いて、世界で一番の出力国に
躍り出ました。しかし、日本は中国やインドより設置する
数が少ないのです。

日本は石油資源も天然ガスの資源も在りません、石炭生産は
昔に放棄して、全部海外からの輸入です。

原子力発電も同じく、ウラン燃料が輸入で賄われています。
その再処理も海外に委託して処理しています。

日本はそれだけの技術力もあり、風車発電の設備も輸出して
います、なんと言う国かー!

世界の10位にも入っていない、日本の新規導入はアメリカの
20分の1と言う数字です、これでは将来に危機的なエネルギー
問題が突発した時に、日本はどうするのだろうか?

オバマ大統領は3ヵ年で代替エネルギーを倍増すると言う計画です、
08年の約2500万キロワットの生産が倍となれば、5千万kw
となります。日本は僅かなもので、約190万kwしか発電能力

が在りません、これは昨年導入された世界中の風力発電能力の
2700万kwの内、アメリカと中国で半分を占めている事を
考えると、まさに政治の貧困と思います。

一度風力発電を設置すれば70年は自然のエネルギーで発電するの
です、原子力発電より安全で、炭酸ガスの排出もありません。

日本はインドより遅れているのです、資源が無い国で官僚・政府は
何を計画して、日本人の生き残りを考えているのだろうか?
今ある日本の電力会社の圧力か?
政府官僚の無知か?

選挙目当てのばら撒き給付金の半分でも使い、風力発電を設置したら
巨額な金が日本に還ってくる、それは自然エネルギーとして、
国民全体が恩恵を受けるのだ・・・!

個人や団体の土地に風力発電を設置したら、個人、会社、公共機関
が、その経費を全額免税としたら、日本は大きく資金的に活力が出
て来る、アメリカは太陽発電の設備費、7割は個人税金控除の対象と
なるので、不景気の世の中で急成長している。

その内に風力か太陽発電の電気で充電した、電気自動車が走り回る
世の中になると思います。

それこそ究極のクリーン・リサイクル・エネルギーと思います。

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