私の還暦過去帳(221)
私が時々、家でおならを『ぷ~!』と出したら・・、まずはワイフが、
ーなによ・・・!何か言いなさい! (答) ごめんなさいー!
ーいやね・・!下品よ!! (答) はい・・・、(しゅーん)
ーア~臭い・・、 (答) ・・・・・・・・!
ーガスが良く出るわね!ぷーと! (答) (沈黙)出る物はしかたない!
しかし・・、こんな夫婦の言葉など吹き飛ばす、千倍も強烈なガス・・・、
それは:
スカンクの一撃です。いや・・一発です!
私が37年前にアメリカに来て、最初に経験したのは車に乗っていて、
どこからか、ぷーんと匂って来た強烈な香り、これがスカンクの最後屁
でした。
車に轢かれて『ペタンー!』とつぶれた姿で強烈な匂いを発散していた
からでした。それには驚きと・・、匂いの強烈さが、鼻腔の中がギヤー!
と叫びたくなる感じでした。
カリフォルニアは大抵の所にはスカンクが住んでいます、住宅地の近くで
でも、ごみ漁り、ごみ缶を狙って来ます。私が一度、集合住宅の管理
で、場所はかなり郊外で、裏は藪がある林でしたが、そこの近くにごみの
集積所があり、住民はそこに運んでいました。生ごみと資源リサイクルの
かなり大きな集積所でした。ある時私が仕事で集合住宅を訪ねたら、
住人が血相を変えて飛んで来ました。そして『スカンクにやられたー!』
と話すと、シャツを脱ぎ捨てて、ホースの水で身体に付いた匂い洗って
いましたが、とてもではない匂いでした。それはごみを捨てに行って、
ごみ缶の蓋を開けたら、中に居たスカンクにいきなり一発かまされた様
でした。直ぐにアニマル・コントロールの係官がトラックで来ました。
私は捕獲するかと思って見ていましたら、いきなり腰の拳銃を抜くと、
ごみの蓋を少し開けて『パカーン!』と一発鉛弾をプレゼントしていまし
た。それには驚いて見ていましたが、係官は用心して『死んだ振りをして
いるかも知れないから・・』と言うと、もう一度、トドメの二発目をプレ
ゼントです。それから永い棒でプラスチックの袋に入れて終わりでした。
それにしても強烈な匂いはその後1週間も漂っていました。
私の知り合いの方の家で、犬に追われたスカンクが窓から家の中に飛
び込んで来て、今度は家に2匹居る猫との格闘となり、その結果で猫に
特大のスカンク最後屁を『ブチュー!』と発射して大事となりました。
住人は一週間も家に帰る事が出来ずに、モテル泊りとなり、その間に専門
業者が来て、家中を洗浄して、匂いを中和して何とか住める様にしたと話
していました。猫も瀕死に近い状態でしばらくはペット病院に入院してい
たと聞きましたが、スカンクのあの強烈な屁と言うのか知りませんが、
『ブチュー!』
には、こればかりは、いくら経験しても慣れません。
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