2015年6月7日日曜日

私の還暦過去帳(577)


日本の自転車運転新法律、

アメリカでは殆どの州が16歳で運転できます。
私の長男は16歳と1ヶ月で運転しました。
全て学校で運転教習が必修で、州の教育予算からその当時は全額出
ていました。
私の次男が高校を卒業と同時に自動車無料教習は州の予算の関係
で廃止になりそれからは生徒が費用の一部を負担する方法に代わり
ました。
学校で教習が合格できない生徒は18歳まで運転できない事になって
います。卒業して自分の金で教習所に通い、運転免許を取らなければ
なりません。
日本では高校の校長が、私の目が黒い間は一人として運転免許は生
徒に取らせないと言う、おかしなシステムです。

アメリカは必修科目でかなり激しい路上運転も教えられます。
日本は学校で必修科目として自転車と車の運転をさせて、基本から、
マナーとして身体に覚えさせる事が抜けて居ると感じます。

カリフォルニア州の私が住む学校区ではそんな運転事情ですから、自
転車も同じで、学校に自転車通学を希望する生徒はまず警察のボラン
ティーヤなどの人が来て、講習と試験があり校庭を走らされ、信号など
の実地テストも受けなければなりません。
必ずヘルメットを義務付けられ、学校に自転車で来る時にポリスなどの
補導を受けると自転車通学が禁止されます。
何事も幼い時からの社会責任を負わされるのです。
これはオートバイも同じで、生徒が暑い日に校庭をぐるぐる回って練習
させられて居る光景をよく見ました。
近所の台湾人家庭に夏休みに台湾から中学生が遊びに来て、自転車
で歩道走行で、パトカーに捕まり、自転車は取り上げられ、歩いて帰宅
させられていました。
50ドル程の罰金も課せられ、罰金を支払うチケットと封筒をお土産に持
たされ、べそをかいて泣きそうでした。
台湾は歩道を走れるなど反論しても、それでは裁判所に出頭して自分
で文句を言えと言われた様です。
アメリカは子供の自主性を重んじて、責任を持たせます。自動車運転
保険も殆ど夏休みなど、自分で働いて払います。

運転する責任感を持たせる為です。
私の子供3人とも自分で働いて払いました。勿論の事にガソリン代も自
己責任で払います。それで責任感を養い、社会で一人の人間として生
きて行く基礎を習う事にもなると思います。
それに高校卒業前には社会科の勉強で、納税の仕組みと税金申告用
紙の記入方法や、税金の還付なども習い、国民の義務として納税の根
本を理解させ、義務としての精神を学ばせます。

私の子供3人は卒業しても直ぐに翌年からの国税と州税の支払い
申告をを自分でしていました。
その様な社会の基礎訓練をするアメリカ社会では、18歳で高校を卒業
と同時に結婚するような者もいます。アメリカに日本からサマースクール
などの短期滞在でホームステイする日本人の若者達が、何かひ弱に感
じるのは私の独断と偏見かもしれませんが、私の間違いでしょうか?

0 件のコメント:

コメントを投稿

登録 コメントの投稿 [Atom]

<< ホーム