2015年5月25日月曜日

私の還暦過去帳(574)


チエンマイの長期滞在で感じたこと・・、

欧米人の長期滞在者が沢山います。そして日本人も沢山います。
初老の引退してひとり者の独身者や、離婚して、また別居して男性だ
けで気楽な滞在を、引退者ビザで長期に楽しむ人や、離職して人生の
転換期を休養に充てているような方、若いバックパッカーの様な人生
の根なし草の様に漂泊に漂う様な人もいます。

それぞれ思うことがあっての自己判断で滞在していると感じます。
バックパッカー専用の宿の前で、スマートホーンを握りしめて、物憂い
の表情で通りを見ている人や、木の下の日陰のテーブルでワイングラス
を前に彫刻の様に、白人の干からびた男性が通る若い女性の腰回りを
見ている姿など、千差万別の様を見ます。

それぞれの考えと、行動はすべて自己責任の世界です。
ある人が、自分の人生の時間、行動、その現状も、将来も未来も含めて
全てをこの浮世の流れに身を任せて居るのであれば、何もいう事もなく
それがいかなる結果を招くとも、悔いはないという覚悟の言葉は、その
表情も淡々として悟りを開いた人間に感じます。

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